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メンタルを安定させるために私が心掛けていること

    
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メンタルを安定させるために私が心掛けていること

メンタルを安定させるために私が心掛けていること

何故か突然、涙が流れて止まらなくなった

在宅ワークを始めてから、精神が不安定になる前を自覚できるようになった。
在宅ワークを始めてから、これまで効果抜群だったストレス解消法が全く効かなくなった。
在宅ワークを始めてから、“ひとりぼっち”が大嫌いになった。

そんな在宅ワークによって与えられた数々の“変化”“悩み”は、私自身の人格までも歪ませていくのが分かる。
必死に抵抗しようとするが、簡単に“孤独”からは逃げることができない。
そうだ、これこそが在宅ワークの本性なのである。

仕事をしている時は『1人で気が楽だな』とか『通勤時間がないのは最高だな』とか『自分ペースを守れるのが良い』とか、
思いつく限りのメリットをあげることができるのだが、問題は仕事が終わってからだ。

何かを達成した時に喜び合う相手がいない。連休前の仕事が終わった時の喜びを分かち合う相手もいない。
仕事の文句やグチをダラダラと話せる相手がいない。誰もいない。いつも1人。

自分が孤独だと自覚した時、一気に涙が溢れてくる。
これまで普通にしていたことが突然恋しくなって、感情のコントロールができなくなる。

誰かと仕事ができていたことが、どれだけ恵まれていたかを身体に刻み込みながら、
必死に“今”を受け止め、新しい自分で仕事ができる日を夢見ながら越えるしかない。

悔しいが、そうやって歯を食いしばって今を耐えるしかないのだ。今の私にはそれしか。

「何が欲しい?」と自分に聞いてみることにした

膨れ上がった孤独を患いながらも、今に慣れようと必死に頑張る自分が愛おしくなる瞬間がある。
「楽になるためには」を模索しながら、いつまでも諦めない自分はとても心強い。

そんな自分のために無くなったものだけを数えるのではなく、今自分が欲しいものを数えてみることにした。

  • とにかく人に会いたい
  • 同じ状況で頑張っている誰かと感情を共有したい
  • 誰かとご飯が食べたい
  • 昼休みに外でランチがしたい
  • 誰かと遠い街に旅行に行いたい
  • カラオケにいきたい
  • 忘年会や新年会の打ち上げがしたい

と、求めていることをあげてみると、どれも“誰かと”が含まれていることが分かる。
「誰かとコミュニケーションを取りたい」と強く願っているのが分かる。

そうやって今の自分に足りていないことを理解し、今できることを試すことにした。

きっと打開策は、ある。
私と同じように在宅でお仕事をしている人はこの世に沢山いる。ひとりぼっちじゃない。

在宅ワークになって明らかに減ったものからヒントを得る

誰かとコミュニケーションが取れないストレスが精神を不安定にさせているとするならば、
コミュニケーションを取ればいいんだ。
とてもシンプルな話だけれど、でも決して簡単なことではない。

ただ、私の生きている時代にはインターネットという最強ツールがあるということを今は素直に喜ぶべきだ。
積極的でない人にとっては、少しだけ努力が必要になるかもしれないが、SNSを上手に活かすことで出口が見えるかもしれない。

そして私がやっと見つけ出した「孤独に打ち勝つ方法」を紹介させてほしい。

1.生放送やラジオ配信をしてみる

私に合っていた孤独の紛らわし方、それはインターネットで生放送やラジオを初めてみることだった。

正直、最初は抵抗があった。
多分、在宅ワークを始めなければ手を出さなかったと思う。
しかし、暴れる孤独を抑え込むには何事もチャレンジしてみるしか手立てがなかったのだ。

寂しくなった時に友達に連絡しようと思っても「忙しくないかな」と気を遣ってしまうことがあると思うが、生放送はその時間に暇を持て余している人だけが遊びに来てくれる。

それに、同じ状況の人達と会話がしたいと思えば、カテゴリーを付けてしまえばいい。
「在宅ワーク」や「フリーランス」などでキーワード設定することで、自然と同じ状況の人が集まってきてくれる。

つまり、自分からアクションを起こさなくてもいいのだ。
これが消極的な私にとって最大のメリットだった。

暇な時間に暇な相手と今感じている悩みや問題を話し合うことで“孤独”を埋めることはできた。
それに、1人では絶対に辿り着けなかった解決策をみんなで協力して導き出すこともできた。

何もしなければ出会えなかった人達と出会えたことは、誇らしいことだと思っている。

そしてこれは、仕事に活かすこともできた。
日々刺激をし合うことで、「頑張らないと」という気持ちになるのでモチベーションが爆発的に上がった。

何かを達成した時は、みんなが褒めてくれる。
逆に誰かが何かを達成した時には、一緒に喜んであげることができる。

そうやって、ちゃんと誰かと繋がっていると自覚できるのが嬉しかった。
在宅ワークでの孤独が噓のように消滅していくのが分かるのが嬉しかった。

ひとりぼっちじゃないと感じることができるので、もちろん今でも続けている。
気を振り絞ったあの日の自分には、とても感謝している。

2.Twitterで繋がった人達とLINEグループを作成してみる

生放送やTwitterで知り合った人とグループLINEを作り、
今の現状を逐一報告し合う場所を設立しておくことも、孤独を紛らすことができた。

3.たまには自分から友達に連絡してみる

勇気を振り絞って親友などに自分から連絡することでも孤独は紛れる。
これは、とてもシンプルで出口に一番近い方法。

自分を守れるのは、いつも自分だけだ

ひとりぼっちを認めることによって見えてきた“メンタル安定法”は想像以上にシンプルなものだった。
まあ、それもそのはずだ。
これまで普通にできていたことを「答え」にする勇気なんてない。だからこそ気が付きにくい。

自分がいる世界を受け止められない、在宅ワークをまだ愛することができない。
きっとそんな人は多いはずだ。

許し難い現実を否定することで、これまでの自分を認めているような気分になるが、それは大きな間違いだと知ってほしい。

まずは現実を受け止め、自分の状況や環境を愛してあげること。それが自分自身を抱きしめる方法になる。

過去の自分がいるから、今の自分がいるということを決して忘れてはいけない。
今の自分を生かしてあげることが、過去の自分を愛してあげることに繋がるということを忘れてはいけないのだ。

瘦せた世界でしか拾えない“大切なもの”はきっとある。
未来の自分のために今を精一杯生きることが、今の私たちには最も重要なのだろう。

この記事を書いた人

marukorin

大阪生まれ大阪育ち、大阪ぎらいのフリーライター。
型枠にはまらず人の心にスッと染み込むような文章を心掛けて執筆中。
“好奇心は忠実に”をテーマに「好き」を集めながら生きています。【愛】を活字で具現化したていきたい。

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