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休みの日はすべてリセット!ON・OFF切り替え術

    
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休みの日はすべてリセット!ON・OFF切り替え術

休みの日はすべてリセット!ON・OFF切り替え術

在宅ワークではプライベートが迷子になりやすい

在宅ワークを経験している人が高確率で抱えている悩みといえば、「仕事とプライベートの切り分け方」ではないだろうか。
この問題を課題として、現時点で戦い続けてる人も多いことだろう。
恐らく、最初から上手にできていた人なんて“奇跡の人”くらいしかいないと思う。つまり、ほぼゼロに近いのだと私は思う。

いざ在宅ワークをスタートしてみたのは良いが、想像以上にプライベートが埋もれていくことに戸惑う。
しばらく騙しだまし続けてはみるが、2ヶ月くらい経ったときに“焦り”が出現するようになる。
ここでようやく「どげんかせんといけん!」と、意地になって改善を目指し始める。
そんな試行錯誤の末に、やっと心地良い場所と、安定を手に入れることができる。
つまり、ここまで来てやっと「在宅ワーク」を語れるようになる。
お分かりの通り「在宅ワーク」を知り得るまでの道のりは、とても果てしなく遠いのである。

要するに何が言いたいのかと言うと、
ノー天気でやっていけるほど在宅ワークは甘くないということを知ってほしいのだ。悔しいが、これが真実なのだと知っていてほしい。

無論、私もこの“切り替え術“”には相当悩んだ者のひとりである。
私の方法が参考になるかは分からないが、もしかすると誰かの“希望”になるかもしれない。
だから、少しだけ語らしてほしい。

いつも側にある「仕事」から離れてみる

私は、ずっと生きるために働いてきた。
いくら身体がしんどくても、心が壊れそうな日にだって、何度転ぼうが、また立ち上がり、働くことをやめなかった。
いや、正確には、やめれなかったが近いかもしれない。

「生きる」には当然のように「仕事」が引っ付いてきて、決して切り離せなかった。
何をしていても頭にはいつも「仕事」が居座っていて、ボーっとコーヒーを飲んでる時間にまでも侵入してきた。

別に私は仕事人間ではないし、働くことが特段好きなわけでもない。
むしろ嫌いだ。できれば働きたくない。

在宅ワークをして初めて気が付いたこと、それは、
私は働くことも生きることも下手くそだったということだった。

はっきり言おう、プライベートと仕事を上手に切り離せない人は在宅ワークは向いていない。
ならどうすれば良いのか。

とても難しいと感じるかもしれないが、
「自分を変える」「生き方を変える」「これまでの自分を捨てる」
私はこの3つの方法で打開した。

まだガッカリするのは早い。
「仕事」と「生きる」は切り離せる。

仕事は自宅に置いていけ

まず初めに私がしたことは、休みの日には必ず外に出ることを徹底することだった。大好きな家にいることを辞めることだった。

在宅ワークは、家が仕事場でもあるので、家にいるだけでどうしても「仕事」を思い出してしまう。
全く脳みそが休まらないのだ。
これはもう視野に入れてしまうのが問題だと、外で出来ることを片っ端から実践するようにした。

映画、一人カラオケ、カフェ、友達とランチ、飲み会、散歩、ネットカフェで漫画、ジムで運動、少し遠い街でショッピング、マッサージ、美容院でトリートメント&ヘッドスパ、スーパー銭湯、旅行…
一人でも、友達とでも、誰とでもいい。とにかく予定を入れては、街に繰り出し続けた。

外に出れば様々な情報が目に飛び込んでくるので、視界に入るものを考える時間で脳みそは占領される。
すると必然的に「仕事」が姿を消してくれるのだ。
一気にたくさんのことを考えることができないという、人間の仕様に救われることもあるのだ。

つまり、これが強制的に「OFF」を作り出す方法だった。
プライベートだけの時間を演出する方法を習得することができたのだ。

休みは身体を休めることが大切だと思い込んでいた私にとって、
外に出ることが、こんなにもストレスを逃がしてくれて、私の中から「仕事」を追いやってくれるなんて思ってもいなかった。
考え方を変えることがこんなに大切だということを知らずに死んでいくところだった。

引きこもり体質の私が、こんなに外が楽しいと感じられるようになったのは奇跡だ。
これまでの自分を捨てることで、見える景色は想像以上に美しかった。

ONとOFFの間にパーティションを

「そんなのなんの解決策にもならない」
ここまで読んで、そう感じている人もいるかもしれないが、
問題解決までの進め方は、意外とシンプルな道だったりするのだと知ってほしかった。
迷っているからこそ、難しく考えすぎてしまって、遠回りしてしまっていることがあるのだ。

思い返すと、人生を上手に生きている人たちは、ONとOFFをしっかり切り分けている人だった気がする。
どんな状況であっても、上手にサボることができている人だった気がする。

いつか誰かが言っていた。
「いまはプライベートだから」と言える強さがある人は、仕事ができる人だと。

人はすぐには変われないが、自分という人間をいい意味で偽ることはできると思う。
「自分は生きるのが上手だ」と思い込むことはできるのだと思う。

私にとって在宅ワークは、上手な生き方だけでなく、上手な働き方も身に付けることができた。
「変わろうとする意思」さえあれば、神様は必ず手を差し伸べてくれるのだ。

思い切れ!仕事ゼロ脳にする勇気

生活の中に仕事場が存在するということは、
思い切って環境を変えてしまわない限り仕事モードから抜け出すのは不可能だ。

仕事とプライベートの切り替え方は、いたってシンプルで良かった。私は難しく考えすぎていた。
むしろ、自ら“苦しい”に歩み寄っていたのかもしれない。

必ず丸1日休む、そして休みの日は仕事のことを一切考えない“仕事ゼロ脳”を実践すること。
それだけで、心が軽くなった。割り切ることは、とても大切だったのだ。

そこにあるものから逃げなければいい。そして、忘れてしまえばいいのだ。
結果的にそれは、仕事の効率を上げること、モチベーションを高めることにも繋がる。
家にいて息が詰まるなら、新鮮な空気を吸うために外にでればいい。それだけのことなのだ。

この記事を書いた人

marukorin

大阪生まれ大阪育ち、大阪ぎらいのフリーライター。
型枠にはまらず人の心にスッと染み込むような文章を心掛けて執筆中。
“好奇心は忠実に”をテーマに「好き」を集めながら生きています。【愛】を活字で具現化したていきたい。

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