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せっかくだから在宅ワークをプチ旅行にしてしまおうか

    
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せっかくだから在宅ワークをプチ旅行にしてしまおうか

せっかくだから在宅ワークをプチ旅行にしてしまおうか

別に在宅でワークしないといけないわけじゃない

在宅ワークに囚われていないか?縛られてはいないか?
もしかして、在宅ワークは“在宅”でしか業務ができないなんて思ってはいないか?
私もずっとそうだと思い込んでいた。
てゆうか、初めはそんなことを疑わなかった。疑わずにでもいられた。

しかし“同じ”は、ストレスを膨らませていく。
同じ環境、同じ景色、同じ空間、ああ息が詰まる。

「本当に?ここでしか仕事をしちゃいけないの?」
今置かれている状況と、全身に纏わりつく常識をとりあえず疑ってみることにした。

そっか、肝心なことを忘れていた。
在宅ワークの良いところ、それは“自由”なところだった。
それは業務内容にもよるけれど、ライターという仕事は環境を固定しなくても業務は問題なく行える。
だから別に在宅に執着しなくてもいいんだ。

そんなことに気が付いた時、一気に視界が広がった気がした。
私はずっと勘違いをしていたようだ。

大切なのは環境ではなく、結果だ。
重視しなくてはいけないのは、仕事の質をあげることだ。
常に良いものをクリエイトする為に私たちは、何があっても考えることを辞めてはいけない。
上手に業務を進めれなくなったのならば、まずは疑わなきゃいけないということだ。

もうダメだ限界だ!わたしホテルで仕事します!

限界を感じて、ひとまず家を飛び出してみた。
それから手元のスマートフォンでおもむろにホテルを検索した。

以前から情報は入手していた。
「近年増え続ける在宅ワーカーに向けて、様々なホテルでリモートワークプランを取り入れはじめています」
そんな記事やニュースを見る度に気にはなっていたが、利用するまでには至らなかった。

その時がきた。今しかないんだ。

電車圏内の場所で検索をかけてみると、リモートワークプランを導入しているホテルは複数あった。
都会に住んでいたことを心から良かったと思ったのは、この時がはじめてだったかもしれない。

私はとりあえず、綺麗で比較的安めのホテルを予約した。

ホテルのリモートワークプランを利用してみた

ホテル到着後は、宿泊する時と同じ要領でチェックインを済ませ、カードキーを貰い、ホテルの扉を開いた。
心臓に手を当てて確認しなくても鼓動が早まっているのが分かった。
泊まるわけでもないのに、ベットを使っていいんですか?という気持ちになったが、すでに心はダンスしていた。
いつもと違う環境で仕事ができることが何よりも嬉しかった。

そこのホテルは、私には勿体無いくらいしっかりしたデスクが完備されていた。
パソコンを開いて、早速仕事を始めるとしようかしら。

とても静かだ、集中力が高まっているのを感じる。
驚くほど、これまでにないくらいに、作業は捗った。
誰にも、音にも、何にも邪魔されない空間が、「頑張れ!」と背中を押してくれているような感覚だった。

休憩時間は、ベットに寝転んだり、テレビを見たりして過ごした。
これがまたメリハリをつけることができた。
休憩から仕事に戻る時も、すぐに集中モードへ切り替えられた。
自分でも褒めてあげたいくらいに華麗にスムーズだったと思う。自画自賛してしまうレベルには。

と、お陰様で予定していた仕事は思っている以上に早く終わり、残りの時間はゆっくりとくつろぐことに徹底した。

ああ、これはもう疑似旅行なんだ。
ホテルに泊まるというだけで、旅行に来た時と同じくらいのワクワク感を味わえている。
なのに仕事をしにきたということは、ちゃんと忘れずにいられている。

余った時間を自由に過ごせる開放感は異常だった。
広くて綺麗なお風呂に入ってもいい。何しても許される。とても優雅。
仕事を済ますことができているうえに、こんなに楽しくて良いのか?と怖くなるくらいに何もかもが完璧だった。

と、そんなこんなで、
私はその日から、ホテルのリモートワークプランの虜になってしまったのである。

環境を変えるだけでモチベーションもあがって良いことだらけだった

かといって1度の利用で5000円以上の大金が消えていくわけで、毎日そんな優雅な1日を過ごすわけにはいかない。
それは流石に現実的ではなさすぎる。
お金持ちなら可能なのかもしれないけれど、生憎私にはそんな余裕はない。

ただ、1ヶ月に5回だけならどうだろうか。
それくらいなら、全然問題ない。

そんな風に“在宅、時々ホテル”を実践していくことで、ストレスは確実に減少していた。

毎日を上手に過ごしていくためには、たまにの息抜きは必要だ。
そして、いくつかの環境をレパートリーに入れてあげるだけで心に余裕ができる。
次のホテルワークまで頑張ろう!と、ひとつのモチベーションにもなる。

つまり、在宅ワークを続けていくことに自信がなかった私にとって、ホテルワークの導入は一筋の希望になっていたのだ。

常識を壊してみるのも一つの在宅ワークとの向き合い方である。

常識は時に邪魔になることがある。
囚われは、視野を塞いでしまうことがある。

簡単な話、自由が取り柄の在宅ワークでは、自分でルールを定めてあげればいい。
常識から変えていけば、何も問題ないのだ。

どんな強い人間でも、ずっと同じ環境では息が詰まってしまう、効率も悪くなる、ストレスで頭はおかしくなってしまう。
何もできなくなってしまってからでは遅い。
だからこそ私たち在宅ワーカーは、自ら抜け出す方法を模索しながら生きていかなければならないのだ。

辛くてどんなに嘆いたとしても確定していることは、
苦しみからは、自力で抜け出さなければならないということなのだから。

この記事を書いた人

marukorin

大阪生まれ大阪育ち、大阪ぎらいのフリーライター。
型枠にはまらず人の心にスッと染み込むような文章を心掛けて執筆中。
“好奇心は忠実に”をテーマに「好き」を集めながら生きています。【愛】を活字で具現化したていきたい。

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