在宅ワーカーでも挑戦できる片づけ術求む!
散らかった家を片づけたい!片づけ指南本を斬る、在宅ワーカーでも挑戦できる片づけ術求む!!
スキマ時間を愛する複業在宅ワークライター、今泉ナオです。
緊急事態宣言などという言葉が幅を利かせている昨今、「お出かけできないから、家の中を過ごしやすく」機運が高まっているのを、なんとなく感じています。
さて、皆さまのお宅は、片づいていらっしゃいますか。ちなみに我が家は、忙しくなると散らかるという生き物のような状態です。片付けようと思っても、忙しいと後回しになって、なかなか手を付けられないのですよね。
きっと、私と同じ思いの在宅ワーカーがいると信じて、本屋さんに山ほどある片づけ指南本をかたっぱしから読み、在宅ワーカーにおすすめの片付け指南本はあるのか、考えてみたいと思います。
もしも、あなたの部屋が「汚部屋」ならこちらがおすすめ
『片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術』池田暁子著 文藝春秋社
もしも、汚部屋をなんとかしたいとお考えでしたら、こちらがおすすめです。コミック形式なので、非常に軽い気持ちで読めます。
この著者は汚部屋出身で片付けが苦手だったとのこと。実際に汚部屋を片づけた著者の体験がまとめられているので、「片づけ」という言葉の前で立ちすくむあなたの背中を押してくれる指南本です。
片づけたいけれど、物が多すぎて!とお悩みの場合
片づけたいけれど物が多くて困っている場合、まず「捨てる」ところから始めるのが定石です。数ある片付け指南本の中から、捨てるための方法を説いているものをご紹介します。
『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵著 サンマーク出版
ものを捨てるときの判断が「ときめくか、ときめかないか」という斬新さに衝撃を受けました。確かに「要る、要らない」というよりも、なんだか素敵に感じたものです。
人によってはこのフレーズにハートを射抜かれて、片づけの道に踏み込むのではないでしょうか。とにかくベストセラーです。
『新・片付け術 断捨離』やましたひでこ著 マガジンハウス
断捨離といえば流行語大賞にノミネートされるほどなので、皆さんご存知でしょう。
不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」から、断捨離。意思を強く持てと奮い立たされるような言葉です。修行のような雰囲気すらあるので、どちらかといえば意思が強い人向けかもしれません。
部屋の散らかりを、気合でなんとかしたいと思っているかたへ
『自衛隊式片づけ術』畠山大樹著 飛鳥新社
片づけの究極の目標はサバイバルと言い切っている本書。著者は元自衛官、実際に陸上自衛隊の営舎で行われている片付け術なので、ミリタリーオタクの方にはたまらない内容かもしれませんね。
ただ、そのままでは家族に実行させるのは少し難しそうなので、まずは一人暮らしの方におすすめしたい片づけ法です。
片づけも仕事だと思えば実行可能と考える、仕事人間の皆さんへ
『トヨタの片づけ』(株)OJTソリューションズ 中経出版
世界に冠たる製造業の雄、トヨタ。その製造現場で練り上げられた「トヨタ生産方式」をもとにした片付け術指南本です。皆さん聞いたことがありますか「5S」って。
何を隠そう、私の社会人人生は製造現場とともにあり、5Sが骨の髄まで染み込んだ人間です。職場で 工場内の動線を考えたり、資材の発注点を決めたりするのが日常。実際わが家はトヨタ式なので、同僚や後輩が遊びにくると「仕事している気分になる」と不評です。
それはさておき。仕事の延長線上で片づけたい方にはおすすめの指南本といえそうです。
憧れのライフスタイルを目指す!「北欧風」や「丁寧な暮らし」派のかたへ
こんなおしゃれ本も、読んでいくと「持ち物をすべて出す→仕分ける→要らないものを捨てる→残ったものを使いやすいように収納する」必ずこの手順を踏襲しています。どんな片づけ指南本であろうと、この要素は変わらないのです。
要は、どんな味付けが好みなのかということ。「こんまり」でも「断捨離」でも!ミーハーでもよいではないですか、恥ずかしがらずにお好みの雰囲気を選びましょう!
『さよさんの片づけが大好きになるベストアイデア』小西紗代著 学研プラス
『片付けたくなる部屋づくり』本多さおり 株式会社ワニブックス
どちらも人気の整理収納コンサルタントです。とにかくおしゃれな写真が多いので、目の保養にもなりますよ。
コロナ禍であらわになったミニマリストの弊害、アフターコロナの整理術
家の中に在庫を置かない主義のかたが、このコロナ禍で影響を受けたのは記憶に新しいところです。最新の片づけ指南本は「備蓄」も視野に入れた仕様になっているので、ミニマリスト志向の方にも参考になると思われます。
『狭い家でも「ゆとりある暮らし」は仕組みが9割』みくろママ著 三笠書房
55㎡に6人家族が暮らす家の整理術。持っているものを1軍2軍に分けて、使うものだけに絞り込む思い切りの良さが身上です。すべてを真似できませんが、物を減らすためのロジックは取り入れたくなります。
特に感心したのは、家族の労働力をうまく活用している点。そうですよ、家事はお母さんだけではなく、家族みんなでやればよかったのです!
『これが最後の片づけ!-一回やれば一生散らからない「3日片づけ」プログラム』石阪京子著 ダイヤモンド社
これが最後と言い切る力強さ、3日間家族全員で取り組む片づけ法です。片付けに入る前に家族会議をしたり、事前準備をしたり。一種お祭りのような心理状態に家族を追い込み、一気に行うのが肝のようです。家族でやるところに意義があり、達成感があるのかもしれませんね。
勇気のいる片づけ法ですが、成功すればスゴイですよね。どこか友達のご家庭でやらないかなぁ…。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか片づけ指南本研究。
この他にもコミック仕立ての『ネコちゃんのスパルタお掃除塾』『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました』は、「忙しすぎていろいろ面倒」という心理状態の人におすすめしたいですね。
こんなにたくさん片づけ指南本を読んでいるのなら、お前の部屋はどうなのか!と思われますよね。
ちなみに私は、トヨタ式の色気のない部屋でステイホームしております。味気ないとは思うのですけれど。いつかインテリア本に載っていた素敵な雑貨を手に入れて、北欧風のおしゃれ生活をしたいなぁ ← 実はこれが散らかる原因なのです!