なんでも頑張れる時期を通り過ぎた後にするべきこと
なんでも頑張れる時期を通り過ぎた後にするべきこと
こんにちは。最近少しだけ色気づいていまして、ダイソーのマニキュアを揃えたりして、ダークブルーやシルバー、くすみ系のカラーを気が向いたら塗り替えたりして楽しんでいます。
まぁひきこもり(フリーランス)なので、爪が綺麗でも私しか見ませんけども……
在宅ワーク歴1年、40代フリーライターの「サエコ」です。
今回は、ライターになってから1年以降の動き方や考え方についてお伝えしたいと思います。
はじめは仕事があればなんでもやっていた
実は、ライターの仕事の継続する人の割合は1年後、99%の人が挫折をして辞めていくと言われています。特別なスキルは必要はいらないため、パソコンがあればライターを目指す人も少なくありません。
しかしライターを始めたころは、思っていたよりも稼げなかったり、仕事を受注できなかったりするなどの悩みも。
そのため、ライターを始めたばかりの頃は、仕事があればどんなジャンルの仕事でも単価が低いものでも受けていました。
経験がない私は、まずは実績から積み上げていこうとしたからです。
幸いにも私は、さまざまなジャンルの仕事とご縁がありました。継続して長い期間続けているメディアや、数回で辞退したメディアもあります。
ただ毎日、がむしゃらに書き続けてきた。フリーライターになってから1年くらいは、立ち止まることがなく走り続けました。
仕事をしながら自分にあったものを探す旅
ずっと書き続けていると、自分に向いているジャンルがわかるようになってきます。驚いたのは、好きなジャンルが仕事で得意なジャンルにはならないということです。
好きなジャンルが仕事になればよいのかもしれません。しかし「好きだからこそ書けない」そんなジレンマに陥ったこともありました。
一方、このジャンルの仕事は難しそうだし、内容もエビデンス(根拠)をしっかりと提示しないといけないもの。私には無理!とはじめから避けていた案件が、意外にも書きやすかったものもあります。
「1年後」そろそろ効率化に向けて考える
そして私は効率化に向けて、仕事の得意ジャンルについて考えました。
- 好きなジャンルの仕事も継続したい。
- コラムやエッセイなどの主観文章も書きたい。
- 長期的に考えて、仕事が切れないジャンルを確立したい。
ライターの仕事は多岐に渡ります。しかし、全てのジャンルを網羅は不可能です。1つのジャンルに絞るのか、それともいくつかのジャンルに絞るのかを考えました。
そして私は、少しずつ動き出すのです。
効率化=文字単価ではない
文字単価や記事単価が良いからと言って、安易に効率化につながる訳ではありません。ライターの仕事内容を説明していきましょう。
例として同じ文字数として、文字単価が1円の仕事と2円の仕事を見比べます。
【文字単価1円】稼働時間2時間
タイトルや文章構成はクライアントが作成する。
ライターの仕事は、本文をリサーチして文章を作り提出する。
【文字単価2円】稼働時間5時間
KWがクライアントから提示される。
タイトルや構成、本文などを全てライターが担う。
そして、Word Pressの入稿、装飾、画像選定を行う。
文字単価だけでみると、2円の方が良いと感じます。
しかし、稼働時間から原稿代を換算すると文字単価1円の方が、効率的に仕事ができると言うわけです。
でも実際は、効率的なだけでは仕事を選びません。
素敵だなと思うメディアの場合は、あまり効率は良くないけれど、続けたいと感じるメディアの仕事は継続しています。
必要なら資格を取るのも良い
まだまだ模索中ですが、仕事に必要なら各種資格を取るのも良いですね。
私も最近、ある資格を取ろうと参考書とか問題集を購入しました。あとは、勉強をするだけです 笑。
資格があるから仕事に繋がると言うわけではありません。しかし、今チャレンジしている少し難しめの仕事を、これからも継続するためには正確な知識が必要です。
正確な知識を得るためには、リサーチはもちろんですが、資格を取ることで正確性も高まります。そして理解することにより、執筆の速度も早まります。
結果、効率化となり私自身も負荷が減り、クライアントさんにも資格取得をしたことで好印象になります。
あくまでも、勉強をして資格を取得するのは自分のためです。末永く、ライターという仕事をするためには、努力は必要です。
学生の頃、まったく勉強をしてこなかった私ですが、40歳の後半に差し掛かる現在、知恵熱が出るほど脳みそを使い仕事をしています。
その上、資格取得のために勉強をするなんて、自分でびっくり驚いています。
10年後、同じようにできるのかを考えて仕事をして暮らしていく
40代後半の私ですが、10年後はもう還暦に差し掛かります。文章にすると、現実味を帯びてきますね。10年後の私も、ライターの仕事をしているはずです。
しかしその年齢で、納期に間に合わせるために、徹夜で仕事をなどができるとは思えません。時々は無茶をすることがあったとしても、正直できるだけ無茶はしたくありません。
そこで10年後に無茶をしなくても、ライターとしても仕事をこなしていけるように準備をしていきます。執筆速度や、専門知識を得ることで効率化を図りたいと思っています。
ライターの仕事を始めるのは、いくつからでも大丈夫です。私も40代から、未経験で始めました。クライアントやディレクターは、年齢が若い人も多いでしょう。しかし発注者は「求めている仕事ができるライター」を探しているので、年齢はさほど問題ありません。
原稿の納期も大切ですが、10年後の自分を想像してみてはいかがでしょうか。
どのように仕事をして、どんな風に暮らしたいのかを。