在宅ワークをしている方必見!!現役ワーカーによる体験談ブログ

つきなみな話ですがうつ病です

    
自己肯定感を高めるため自分をもっと褒めてあげよう
\ この記事を共有 /
つきなみな話ですがうつ病です

つきなみな話ですがうつ病です

こんにちは!COCCOです。

実は私は「うつ」を患っていました。
今回、病気の話をしようと思ったのは「うつ」を抱えてWebライターをやっている人もいるのではと思ったからです。

私の病名は正式には「うつ病」ではなく、「双極性障害」という精神疾患です。
普通の「うつ病」とは違うかと思いますが、うつ状態のときの症状は同じなので私の経験を話したいと思います。

在宅ワークのきっかけは病気だった

私は病気を発症して、外で働くことがしんどくなりました。
私の場合はパニック障害もあり、一時期はまったく外に出られない生活でした。
在宅で仕事を探したのは、病気の発症が大きな理由でした。
うつ状態のときは仕事ができずに、安定した仕事も無理ということが何年も続きました。

現在、病気は寛解し安定してWebライターをやっています。
うつ病を抱えてライターをやっている人もいると思います。
しかし、うつ状態のときにライターをするのは可能なのでしょうか。

Webライターは集中力がなければできない仕事です。
私も病気を抱えています。調子を崩してしまうとWebライターは続けられません。

つらいうつ病とWebライターとの両立を考えてみました。

在宅ワークと病気の歴史

私が病気を発症したのは、20年前になります。
仕事、育児、姑との関係など、ストレスが限界に来てパニック障害を発症してしまいました。
そこから、うつ病になり、双極性障害と病気は悪化していきました。
半年、仕事を休職しましたが復帰できずに退職しました。

あのころの在宅ワークと言うと、内職しかなかったような記憶があります。
ネット回線もISDNだったと記憶しています。
そんな中で在宅の仕事を探すのは大変でした。

私は知り合いの紹介でシール貼りの仕事をしていました。
しかし、お給料はとても生活できる額ではなく、近所の知り合いのお店で掃除の仕事もしていました。

病気は、私からいろんなものを奪っていきました。
人と接することができなくなった私に、できる仕事はシール貼りと掃除だけでした。

パソコンが好きだった

私のパソコンとの付き合いはWindows95からになります。
光回線になったころWindowsVistaを使っていました。
その後、Windows7に買い替え、現在はMacユーザーです。

特に何かできるというわけでもなかったのですが、ネットサーフィンが好きでした。
パソコンを使って在宅で仕事をしたいと思っていました。
そのころ在宅ワークの詐欺に遭うのですが、詐欺に遭ったあともパソコンで仕事をすることは諦めていませんでした。

病状は、一進一退という感じで、良くはなりませんでした。
掃除の仕事を続けながら、パソコンでできる仕事も探していました。

私は、やがてホームページ作成という仕事にたどり着きます。
ホームページ作成という仕事にたどり着くまでは、紆余曲折がありました。

病気と仕事の両立はできるのか

私は、調子を崩すと寝込んでしまうという状況でした。
締め切りのある仕事はしんどいというのが、病気が酷かったときの記憶です。
うつ病を抱えてライターの仕事ができるのかという疑問がわいてくるのです。
うつ病でライターをやるのは、かなりキツいと思います。

Webライターは在宅でできることが魅力です。
外で働けないなら、家で働けばいいと思います。

しかしWebライターは思っているほど甘くはなく、とても厳しい仕事です。
私は、うつ病を抱えてライターをすることに対しては反対なのです。

現在Webライターの仕事ができているのは、私の病気が寛解したからです。
うつ病になると、自己を否定してしまいます。
自己を肯定しないとできない、Webライターを続けていくのは難しいでしょう。

Webライターは誰でもできるけど

Webライターは誰でもできる仕事ですが、続けていくのはかなり努力も必要です。
仕事を見つけることも大変です。
ランサーズやクラウドワークスで仕事が見つかるかもしれません。
しかし、文字単価が1円以下の仕事は消耗するだけです。
そして食べて行けないのが現実です。

ならば違う仕事を探した方がいいと思ってしまうのです。
一生懸命書いた記事に「赤」がいっぱい入れられて戻されることなど、日常茶飯事の業界です。
Webライターは、精神的に強くなければできない仕事だと思います。
戻された記事を見て、自分が否定された気分になってしまうこともあります。

うつ病を抱えながらできる仕事ではありません。
病状が悪化する原因にもなりかねないのです。

厳しい現実だけど

厳しいことを書きました。
病気を経験してきたからこそ、あえて書きました。

うつ病を抱えているなら、Webライターはやるべきではない。
締め切りのある仕事は選ぶべきではないと思います。

昔は「うつはこころの風邪」と言われていました。
うつは風邪ではありません
一歩間違えば、人生を失ってしまう大病なのです。

つきなみな話ですが

私は、精神を病みました。病歴は20年です。
つきなみな話ですが、私はうつ病でした。

2020年時点で日本のうつ病人口は104万人です。
家族や友達、知り合いにうつ病の人がいるかもしれません。あなたがうつ病かもしれません。

うつのつらさは、心底理解できます。
もしWebライターを職業として選ぶなら、しんどくなったらスグに辞めることをすすめます。
自分を追い詰めてはいけません。
記事が修正で戻されても、人格を否定されているわけではありません。
自分を責めなくてもいいのです。
記事を検品している相手も人間です。
完璧な人間などいません。

うつ病を抱えて、ライターをやるのなら少しの努力が必要です。
自己否定しがちな自分のマインドをリセットして、常に前向きに物事をとらえましょう。

また、締め切りに追われる仕事です。
仕事の受け方に気をつけて、無理だと思えば逃げてもいいのです。
うつ病を抱えていることを、忘れないで仕事を受けることです。

20年病気と闘ったWebライターの、おせっかいな話でした。
諦める必要はないと思います。
でも無理は禁物です。

Copyright©在宅ワークブログ,2024All Rights Reserved.