病院4軒はしごした。在宅ワークで病気に！原因は？
病院4軒はしごした。在宅ワークで病気に！原因は？
往復2時間の通勤時間もなければ、満員電車とも無縁。苦手な同僚と顔を合わせなくて良い！私にとって在宅ワークは天国のようでした。
しかし、毎日出勤するスタイルからほぼ毎日在宅ワークのスタイルへと切り替えてから、徐々に体の調子がおかしくなってきたのです。
そして、体調不良により病院を4軒受診しました。
今回は、コロナ禍で在宅ワークを始めたあなたも陥るかも知れない、謎の体調不良の内容と回復までの道のりをノンフィクションでお届けします！
体の異変
在宅ワークをはじめて半年ほど経った頃のことです。次々に体に異変を感じるようになりました。具体的には、
①下腹部のチクチク
②残尿感
③下腹部の鈍痛
④目のショボショボ
⑤倦怠感
といった症状でした。
手始めに、下腹部の痛みを感じるようになりました。以前から婦人科系の病気を患っていたので、いつもの婦人科へ出かけると、膀胱炎と診断されました。
その後、頻尿と残尿感に悩まされるようになりました。膀胱炎自体は、薬を飲んだらもう数値も正常に戻っていたはずだったのにです。
頻尿に残尿感。泌尿器系の病気を患っている気配がプンプンです。
また、お腹の下の方が痛むようになりました。痛いのはちょうど子宮のあたりでした。腹痛も「子宮の痛み」と変換するだけで、深刻度が増すのはなんなんでしょうね。
そしてその頃、1日中目がショボショボしていました。寝不足なわけがないのに、パソコンやスマホを見るのも苦痛なほどのショボショボっぷりでした。
さらに、熱があるような、体のだるさも気になりだしました。何度熱を測ってみても、まったくなかったのですが。
通院の日々
体の不調を感じてからは、近所の病院を探しては受診し、とりあえず薬をもらってまた受診して……という繰り返しでした。
下腹部といえば、子宮もあります。当時は入籍して間もない頃で、そのうち子どもが欲しいと思っていたのもあり、とても不安でした。
体の不調から受診したのは、
・泌尿器科
・泌尿器内科
・内科
・婦人科
の4軒でした。
しかし、特別に悪いところは見つからず、症状も良くならずでした。
「あそこはヤブ医者なのかもしれない！」「もっと大きい病院に行った方がいいかもしれない」とまで思うほど精神的に追い詰められていました。
そして、4軒目に婦人科に行きました。「子どもは産めません！」と言われるのが怖くて、なんとなく後回しにしていたような気がします。
体調不良の原因が発覚
重い腰を上げて受診した婦人科にて、さまざまな体調不良の原因が発覚します。
長く続くお腹の不快感の原因は、なんと便秘でした！
膀胱炎で抗生剤を飲んだのが引き金になっていた模様です。抗生剤を飲むと便秘になりやすいみたいですね。残尿感も便秘あるあるとのこと。
その日は乳酸菌と空っぽのお腹のエコー画像をもらって帰りました。
「何かヤバい病気だったら……」「子どもが産めなかったらどうしよう……」と不安な毎日を送っていたのに、結果は便秘で盛大に拍子抜けしました。
そして、通院の日々はこれであっさり終了したのです。
どうすれば良かったの？
それでは、こうなる前に、私は一体どうすれば良かったのでしょうか。
色々考えてみたところ、在宅ワーク中に気をつけるべきだったことは、以下の3つだったと思いました。
①座りっぱなしをやめるべきだった
「お尻と椅子がくっついた状態」が長時間続かないように意識するべきでした。
というのも、ふと出社していたときのことを思い出したのです。会社にいると、上司に相談に行ったり、印刷してコピー機に行ったり、シュレッダーをかけに行ったり、何かと席を立っていました。
それが在宅ワークだとどうでしょう。相談は座ったままチャット、印刷もシュレッダーもしません。まったく席を立たずに仕事が完結してしまいます。
一見効率は良いですが、人間としてどうなんだろうっていう……。
言うまでもないですが、ずっと同じ姿勢って疲れますからね。適度に席を立って伸びぐらいしたら良かったと思います。
②水分をたくさん摂るべきだった
在宅ワーク中は汗もかかないので、喉が渇かず水分も摂らない、という悪循環が起きていたのでしょう。
私を悩ませた膀胱炎も便秘も、水分不足は大きく関係していると思います。
「午前中で500ml飲む」といように、ノルマも決めていました。大きなマグカップに大量の水を入れ、常にパソコンの横に置くようにしました。
こうしてたくさん水分を摂ることで、トイレに行く回数も増えて自然と席を立つきっかけにもなり、一石二鳥でした。
③運動する習慣をつけるべきだった
運動の習慣は一番大切だと思いました。なんとなく皆さん分かっていると思いますが、この運動の重要性は体調を崩してからやっと分かりました。
もともと運動はしていなかったのですが、そんな私の唯一の運動が通勤だったのです。
在宅ワークが始まったばかりの頃は、散歩の時間も作っていたのですが、いつの間にかやめてしまっていました。
忙しいのを言い訳にしがちですが、家の中でもやろうと思えばいくらでも体操はあるのに……。
面倒でも忙しくても、何を差し置いても一番大切なのは運動の習慣です！
在宅ワークによる不調から完全復活
そんな私でしたが、思い切ってジムに入会しました。散歩も運動も三日坊主で終わりがちですが、ジムなら、「もとを取らなきゃ！」と思うとそうそうサボれないからです。
そして、いつしか週に6日通うのが習慣になっていました。
結果、あの体調不良に悩まされていた日々が嘘のように、完全復活を遂げました。
復活というより、以前より健康になったのですが。疲れ知らずで筋肉ムキムキな体を手に入れたのです！
このような経験から、在宅ワーク中の運動不足にはジムがおすすめです！と言いたいところですが、このコロナ禍。
当サイトでは、気軽にできる運動などもご紹介しています。私のように体調不良に悩まされないように、また在宅ワーク中の健康維持のためにも、ぜひとも運動の習慣をつけましょう！
