在宅ワークがしたい!後先考えず仕事を辞めて後悔!
在宅ワークがしたい!後先考えず仕事を辞めて後悔!
在宅歴1年半で主にライター業務とブログ運営を行っている「るな」です。
在宅ワークをしている人の中には、在宅ワーク1本働いている人もいれば、ほかの仕事をしながら副業として在宅ワークをしている人もいますよね。私ももともとは在宅ワークではない仕事をして生活をしていました。今回は、私の在宅ワーカーになるまでの失敗談をお話ししたいと思います。
ブログ運営とライターの仕事で生活したい
私は数年前まで医療関係の仕事をして生活していました。在宅ワークに興味はあったものの、よくわからないし医療の仕事も好きだし在宅ワークをしようとはあまり思っていなかったです。
実際に在宅ワーカーになろうと意識し始めたのは、世界中でコロナウイルスが流行したときです。あっとゆう間にコロナウイルスが流行し、もともと感染リスクなどの高い私の仕事はさらにリスクが高いものになってしまったんですよね。体力的な問題もありましたが、精神的な負担やストレス、家族への感染リスクなど、精神的に辛くなる問題もたくさんありました。
そんなときに、在宅ワーカーという道を目指してみるのもひとつの選択肢かな?と思い始めたのです。そこでまずは、在宅ワークにがどんなものがあるのかを調べてみました。正直、医療関係の仕事しかしてこなかった私には選択肢が少ないなと感じたのを覚えています。
でも、もともと本を読んだり文章を書くことがすきだった私。そんな私が焦点を当てたのがブログの運営とライターの仕事でした。幸い、仕事上パソコンを使っていたので抵抗もなかったし、「私にもできそう。」と思ったのが決め手です。在宅ワークは、ブログ運営やライターの仕事だけでなく、コールセンターのカスタマーサービスやチャットレディ、会社の事務などさまざま。でも私にはハードルが高かったので、ブログの運営とライターの仕事で生活をしよう、と決めたのです。
思うように仕事がなく四苦八苦
本来在宅ワークを始めるなら、まずは副業として在宅ワークを始めてみて起動に乗ってから在宅ワーク1本に絞るのが望ましいですよね。そうなんです。冷静になると私もわかるのですが、正直あの頃の私は正しい判断ができなかったのです。あの頃の私に「早まるな。」と言ってやりたい。
ブログ運営に関しては、無料のブログサイトではなく年間のサーバー代を支払って有料のサイトを立ち上げました。年間のサーバー代は1万円ちょっとぐらい。そして今は、無料でブログの作成の仕方を公開してくれている人もいるのでサーバーを契約してしまえば割とサクサクとブログ自体は立ち上げることができます。でもそのときにいろんなサイトを見て思ったのが、誰もが口々に「ブログはすぐには稼げない。」と書いていること。そのときは、「大げさ。すぐに稼げるでしょ。」なんて簡単に考えていましたが、実際にブログの運営を開始してみると1日誰にも記事を見てもらえない、なんて日も少なくありませんでした。むしろ誰にも見てもらえない日のほうが多かったかも。
ライターの仕事に関しては、クラウドソーシングサイトにいくつか登録して仕事を受注するようにしました。クラウドソーシングサイトは身分証明書の提示が必要だったりするので、登録は少し面倒くさいところがあります。でも登録さえしてしまえばすぐに仕事を探すことができるので、自分に合った仕事がたくさん見つかるだろうな、なんて考えていました。でもなんの実績もないただの人にそんなに簡単に仕事が見つかるわけがなかったのです。
そう、ブログもライターの仕事も基盤さえ作ってしまえばすぐに稼げるようになる、なんて甘い考えを抱いていた私は在宅ワーカー1ケ月目で大きな後悔をすることになります。
軌道に乗るまでが貯金を切り崩して生活する毎日に・・・
本業と在宅ワークの両立よりも在宅ワーク1本で生活していこうと仕事を辞めた私。1ヶ月経ってもブログは1日数人にサイトに訪れてもらえる程度、ライターの仕事は応募しても実績がないからとテストライティングさえさせてもらえない状況。結局、家賃や生活費などはなけなしの貯金を切り崩して補っていくことになりました。
ブログで稼ぐためには自分のブログに広告を掲載するための審査を受ける必要があります。これはブログを立ち上げた瞬間に申請できるものでもないので、1ヶ月くらい経ってようやくブログという形ができてくるんですよね。ブログで稼ぐのはそのあと。ブログを作成するときに情報収集をしたので知っていたはずなのに、なんで1ヶ月で稼げるなんて私は思ったのでしょう。
ライターの仕事に関しても、まずはテストライティングを受けさせてもらうための実績作りが必要でした。もちろんブログの運営などもプラスになる場合があるので、私はブログの運営とクラウドソーシングサイトで募集しているアンケートやドラマの感想を書くなど、数十円単位の報酬ですぐにできるものをとりあえずたくさん数をこなすようにしました。ようやく軌道に乗り始めたのは、在宅ワークを始めて3ヶ月くらい経った頃からです。その間に私の貯金は激減。なんで軌道に乗るまで本業を続けなかったかなあ、と後悔しっぱなし。いや、今でも後悔してます。何事も最初が肝心なんですよね。
まとめ
今現在はありがたいことにライターとしての仕事をいろいろ請け負わせていただけるようになりました。ブログ運営のほうは細々と、といった感じです。でも未だになんで在宅ワークを始めた当時、あんなに自信があったんだ?と自分に疑問です。
ライターの仕事もブログの運営も会社員のように毎月同じ額の給料がもらえるわけではありません。自分の頑張り次第で大きく変動するので、体調不良であまり仕事ができなかったりした場合には雀の涙ほどの稼ぎになってしまうことも。もちろん経験を重ねて仕事が軌道に乗ってくると、仕事とライフバランスを調整できるようになります。でもそうなるまでにはとっても時間がかかります。貯金を切り崩さないで生活するためには、しっかりと仕事を軌道に乗せるまで本業は辞めちゃいけないと学んだ私の失敗談でした。