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たまには在宅ワークをお外ワークにするのも良い

    
家以外でする仕事ノマドワークのオススメ
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たまには在宅ワークをお外ワークにするのも良い

たまには在宅ワークをお外ワークにするのも良い

在宅でするのが、在宅ワークなのか?

もしかして「在宅で」という事も、在宅ワークをやるうえでの絶対的なルールなのだろうか。
“在宅”で”ワーク”しないと私はどうなってしまうのだろうか。
急に「あなたはルールを破りましたので、明日から仕事なしです!」と怖い大人の人から言い放たれたりしないだろうか。

と、そんな意味不明な思考で回路がバグを起こした時、私は初めて危機感を覚えた。
「これは在宅ワークのストレスでおかしくなってしまっているんだ」と。



当初は在宅ワークを”在宅”ですることに、不満を感じる日が来るだなんて思ってもみなかった。
だって、大好きな家で仕事ができるのだから疑問になることなんてない。
楽に、もっと自由に、もっと羽を広げながら、好きなように仕事ができると思っていた。

しかし、信じられないかもしれないが、
在宅ワークはいつか仕事場が家であることが苦しくなる日が必ず来る。
これがストレスかどうかも判断ができなくなり、どうしたら良いのか分からなくなる日が訪れるのだ。

でもそんな時の回避策がある。
それは、いざ思考回路がバグったとしても戸惑わないように、”選択肢”を用意しておくことだ。
少しでも異変を感じたのなら、プランAからプランBに切り替えればいい。

ならば家からから飛び出してみようか

「在宅」から抜け出すと決めたのなら、次は行動に移すだけなのだが、
静かな環境が確保されていて、尚且つ仕事にも集中できる場所は意外と思いつかないものだ。

これは言い訳になってしまうかもしれないが、
普段から静かで集中できる場所を意識して生きてこなかったし、周りに在宅ワークをしている知り合いもいなかった。
相談できる人はゼロ、アイデアを聞ける人もゼロ、私の中にある活かせる情報もゼロだった。オールゼロ。撃沈。

なので、私はひたすらTwitterやGoogle検索で情報を集める作業に力の限り取り組んだ。
こういう時、インターネットがある時代に生きてて良かったと思う。今がSNSが盛んな時代で良かったと思う。
インターネットには、予想を遥かに上回る情報が転がっていた。
その中でも、現・在宅ワーカーさんたちの経験談や知識の発信は、助かるものばかりだった。

SNSで全国の在宅ワーカーさんとの繋がりを深めることの大切さと、日頃情報共有することが、今後迷わない為の重要なポイントになるということを同時に学ぶことができた。

早速、”相応しい場所”をピックアップして、私は家を飛び出した。

お外ワークに最適だった場所を紹介

両手いっぱいに抱えた情報を元に、私が実際に仕事をしてみた場所と感想をまとめていこう。

1.コアワーキングスペース

コアワーキングスペースとは、在宅ワーカーやノマドワーカー、企業に属さないフリーランスの方たちが集まって共同で仕事ができる場所のことだ。

私が実際に利用してみてメリットだと感じたことは、
シェアオフィスとは違い1ヶ月の利用料金がかなり安いこと。私が利用していた場所は、1ヶ月8000円ほどだった。
あとは、ドリンクバーを設置していることが多いので飲み物に困ることがない。コーヒーを永遠に飲み続けられる。

また、同じような状況のフリーランスや在宅ワーカーたちが集まってきているので、仕事に集中できる環境が約束されているのはとても安心できた。
ファミレスなどで仕事をするとなると周りを気にしないといけないデメリットがあるが、そのストレスが一切ないのはコアワーキングスペースの最大の魅力だと思う。

また、コアワーキングスペースは基本的に綺麗でお洒落な空間になっている場合が多いので、”仕事するお洒落なキャリアウーマン感”に浸れるのでおすすめ。一度は経験してみてほしい。

逆にデメリットだと感じたのは、
コアワーキングスペースは個室ではなくオープンスペースであることが殆どなので、会議や電話業務が多い職種の方には向かないこと。
なので、在宅ワークをしているすべての人に適した場所かといえば、NOだ。

以上のことを踏まえ、自身の仕事内容や性格に適しているかを判断してから、コアワーキングスペースの利用を検討してほしい。

2.鍵付きネットカフェ

その名の通り、ネットカフェの個室に鍵が付いているバージョンのこと。
別に普通のネットカフェでも問題ない人には関係ない話かもしれないが、仕事内容によってはプライバシーを守らないといけない場合もあるだろう。
誰にも邪魔されず個室を好きに利用できることが、鍵付きネットカフェの最大のメリット。
あとは、もちろんドリンクバーがあるので飲み物には困らない。ここもコーヒーを飲みまくれる。

実際に仕事をしてみた感想は、
想像以上に壁が厚かったので、周囲の雑音が全く気にならなかった。
どうぞ仕事をしなさい!と言わんばかりの恵まれた環境で、集中して仕事ができる。

実は仕事の邪魔になりそうなものが多い気がする…というのが不安要素ではあったが、
時間で料金が発生していることが良い刺激になり「無駄にしてはいけない」と仕事に没頭できていたのだ。

ただ、この時間貸しの料金システムはデメリットでもある。
ヘトヘトになって仕事を終え、いざ帰宅しようと店を出るその前に忘れてはいけないこと。そう、お会計だ。

どうしてこんな疲れているのに4000円ほどの料金を支払わないといけないのか…それがとても惨めだった。
「一体私はなにをしていたのだろうか」と途方に暮れてしまうことは、覚悟していた方が良い。
ただ、状況に合わせた手段のひとつとしては、頭に入れていて損はないと思う。

3.静かなカフェ

これが意外と見つけ出すのに苦労した。
何故なら邪魔になるものが突然と襲い掛かってくるリスクがあるからだ。

私が見つけ出した静かなカフェの特徴としては、
・オフィス街にあるカフェ
・有名店ではなく、少しだけ有名なカフェ
・コーヒー1杯の値段が少し高めのカフェ
この3つが「静かで集中できるカフェ」の共通点だった。

理由としては、オフィス街は一人客が多いのでお喋り声に邪魔されることが少ない。
それに”少し”有名なカフェではお客さんで溢れていることが少ない。
また、全体的に値段設定が高めなカフェには、若いお客さんが団体で来店する確率が低いので、ホットコーヒー1杯の値段を判断基準にするのが良いということだ。

このカフェワークは、静かすぎても集中できない人には是非おすすめしたい。
ちなみに私はカフェが一番自分に合っていると感じたので、今でもよく利用している。

縛られない働き方を最大限に活かすこと

「今日は在宅、明日はお外!」というように仕事環境の使い分けが可能なのも、在宅ワークの魅力のひとつだ。
自由であることを無駄にしてはいけない。
環境を変えることによって新しいアイデアが生まれることもある、それに新しい出会いがあるかもしれない。

つまり、可能性を広げるためにも、殻に閉じこもるのは良くないということを覚えていてほしい。
楽しみながら仕事をすることこそが、ストレスのない一生モノの働き方が実現するのだと思う。

この記事を書いた人

marukorin

大阪生まれ大阪育ち、大阪ぎらいのフリーライター。
型枠にはまらず人の心にスッと染み込むような文章を心掛けて執筆中。
“好奇心は忠実に”をテーマに「好き」を集めながら生きています。【愛】を活字で具現化したていきたい。

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