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うつ病でもライターはできる?

    
うつ病でもライターはできる
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うつ病でもライターはできる?

うつ病でもライターはできる?

「うつ病でもライターはできる?」
このタイトルに興味を持ち、今この記事を読んでいるあなたはおそらく、ライターになることを考えているうつ病経験者さんでしょう。私も、大学2年のときにうつ病をわずらい、休学と復学を繰り返したのち中退。休学中は体調の波が激しく、ベッドから全く動けないようなときもあれば、そこそこ動けるような時期もありました。そんなとき、
「今なら自分でもライターをやれるんじゃないか?」
と思い立って、すぐにクラウドソーシングサービスでアカウントを作りました。ほぼ寛解した今でもライターの活動は続けています。今回は、そんな経験を持つ私がうつ病の人がライターをするのに気を付けることや合わせて知っておきたいことをまとめました。これからライターの活動を始めようと考えているうつ病さんはぜひ参考にしてくださいね。

1,うつ病でもライターはできる?

結論から言うと、「うつ病でもライターの活動はできます」。だって、私ができたんですから。
ただし、うつ病の程度にもよります。ベッドから起き上がる気力もない、数分間座っているのもシンドイ。こんな状況では当然できません。ライターができるのはある程度治療が進み、それなりに動けるようになってから。具体的に言うと、復学(や復職)を考え始めた頃が良いかもしれません。私の場合は学生だったので、復学するとほぼ毎日朝から夕方まで大学にいることになります。授業もありますから、集中力や体力も必要です。
うつ病で体力や集中力が下がるのは一瞬ですが、元に戻るには数か月から数年はかかります。体調がそこそこ回復してきたからと言ってすぐに復学・復職すると、かなりの確率ですぐにダウンしてしまいます。そうして、落ち込んで・・・という負のループに陥ってしまうのです。ライター(などの副業)を始めるというのは、今、自分がどれだけ動けるのかを知るための手段なのです。次の項では、もう少し詳しく私のうつ病経歴を紹介させていただきます。

2,私のうつ病経歴

大学生になって、初めてのアルバイトを経験。大手個別指導塾の、講師のアルバイトです。職場には同級生(同期)も5名ほどおり、最初の家は割と楽しく働いていました。同期は週3とか4日くらい入れており、月5~8万円(多い人は10万円近く)稼いでいました。ただ、私は全然シフトを入れてもらえず、多くても3万円ほど。平均すると1~2万円弱しか稼げませんでした。私は発達障害のグレーゾーンなので、向いてない職種だったといえばそれまでなのですが、当時の私はその格差にショックを受けました。それでも仕事自体は楽しくて好きだったので1年は続けました。いらないならさっさとクビにすればいいのに。そうして、生徒たちの受験も終わった春休み。本当に色々なことを徹夜で考え続けました。

・このままじゃ、全然稼げない!ヤバい!
・発達障害でできてないのはどんなこと?
・どうすれば今できてないことができるようになる?
・もしくは自分にしかできないことを見つけたい!
などなど。

休みが明けて大学が始まってもまだ考えていました。それでも答えは見つからず・・・。挙句の果てに夏にはうつ病になってしまいました。授業に出られるような体調ではなかったので、やむなく休学。療養中はすごく焦っていました。このままじゃ社会に出て働いて稼ぐのが「できない」と思っていたから。なんとしても在学中に障害をカバーするようなスキルを身に付けねば!そういって自分を責め続け、うつ病を悪化させて。
そんな折、Webライターという職業と出逢う。小学生のときに小説を書いたり、高校では新聞局に所属していたりしたため、文章を書くこと自体は嫌いではありませんでした。なんのリサーチもせずに、単純に「これならできるかも!」と思い、ライター業界に足を踏み入れました。

3,現在に至るまでの経過

療養中は、10分も持たない集中力で本を読んでいました。特に、哲学の入門書。自分と同じ考えや悩みを持っていた過去の人がどう対処してきたかが簡潔にまとめられており、非常に参考になりました。そうして、自分の思考の誤りに気付いていくと気持ちもどんどんスッキリしていきました!

4,ライター業の魅力

ライター業の魅力は、自分の「経験」を武器にできること。これからの時代は特にそうだと思いますが、自分の「経験」が非常に強力な武器になります。これまでは多くの人の役に立つノウハウのなどの「情報」が必要でライターも何かのジャンルの専門家である必要がありました。ところがSNSの発展などにより必ずしも専門知識が必要ではなくなったのです。むしろ個人の経験、ストーリーの方が必要になってきています。共感という強力な武器を得られるからです。私の場合、
・発達障害を持っている
・アルバイトで失敗が続いて鬱になった
・文章を書くのが好きだった
・ライターとして活動を始めた
など、多くの経験・属性を持っていたため、ライターとして今でも活動を続けられています。

5,ライターを始める上で注意すべきこと

さきほど「自分がどれくらい動けるのかを知るためにライター活動をする」と説明しました。つまり、元気な頃の感覚で受注してはいけない、ということです。お金欲しさについたくさんの案件を受注してしまいがちですが、最初はそんなに動けません。受注する案件も1つ2つあれば十分。お金を稼ぐことが目的なのではなく、あくまでも「リハビリ」であることを意識しましょう。お金を稼ぐのは、自分がバッチリ元気になってから。

6,どのくらい案件を受注できる?

私はクラウドワークスやランサーズでアカウントを作り、ライターを始めました。最初はお金目的ではないので、受注数を増やし過ぎないようにしましょう。あくまでもリハビリであることを意識して。受注できる案件の数は体調によりますが、多くても3つ以内に収めた方が良いと思います。案件を受注する前に、プロフィールを充実したり提案文(案件に「私、それできます!やらせてください!」という文章)を書いたりしなくてはなりません。これを考えるのにもそこそこ労力がかかります。その上で、がんばっていくつか提案してもほとんど通りません。なので、5~10案件くらいは提案しても良いでしょう。たくさん提案(応募)しても、受かるのは1つ2つくらいです。

また、案件に合格し、いざ仕事に取り掛かっても途中で病状・体調が変わることもあります。案件は長期(10記事以上)がほとんどですから、お仕事の途中で体調が悪くなることは十分に考えられます。そんなときは発注者(クライエント)に相談して途中キャンセルしましょう。ビジネスとしては本来望ましい行動ではないのですが、病気の影響となると話は別です。自分の身体を最優先にしましょう。

7,今後の活動方針

自分が持っている属性・経験だけでなく、そこから派生したジャンルの勉強もすることで、受注できる案件の幅を広げています。これは元気になってから勉強を始めてもいいですし、体調に不安がある時期に受注する前に勉強しておくのも良いでしょう。私は現在、自分でブログを運営しているので、今後はそちらでのさらなる収益化も目指していきます。

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