在宅ワークに必要なのは【近況報告】?
在宅ワークに必要なのは【近況報告】?定期的な情報交換でステップアップを
こんにちは。ライターのおきららです。
在宅ワークでフリーランスライターとして働いています。
一人で仕事をこなす在宅ワークの場合、意識的に誰かと連絡をとらないと「今日も日中、誰とも喋らなかった・・・」ということが発生しますよね。
そんな“個人プレー”の在宅ワークだからこそ、誰かと話す機会を定期的に設けることが大切だなと感じています。
今回は、そんなエピソードをお届けします。
ずっと一人でお仕事することで生まれる“停滞感”
自宅に閉じこもってお仕事することが多い在宅ワーク。
他からの刺激が少ないせいなのか、ときおり“閉塞感”や“停滞感”を感じてしまうことがあります。
特に、在宅ワークを始めてすぐのころは悩みも多く、よく行き詰まっていました。
“一人好き”でも感じる、在宅ワークの孤独
私はかなりインドア派で、ひとり好きです。
結婚する前から、休みの日の外出といえば買い物か、ごくたまに知人と食事に行く程度。
ほとんど家で過ごしていた生粋の“おうち好き”でした。
しかも現在は、小さな子どもが2人もいるので家庭内はかなり賑やか。
あまりのうるささに、「もうちょっと静かにして!」と言ってしまうこともしばしばです。
そんな私ですら、仕事中は「孤独だな・・・」と感じることがあります。
もちろん、会社勤めをしていたころには無かった感覚です。
家族と生活する私でさえ感じる、在宅ワークの孤独感。
一人暮らしで在宅ワークをしている方はなおさらではないでしょうか。
本当にこのままでいいの?正解のないフリーランス
さらにフリーランスの場合、今後自分がどうステップアップしていくべきなのか? が不明確。
会社に属していれば、先輩や上司の姿を見て「自分も、○年後にはこうなっているのかな・・・」と、何となく想定できますよね。
しかし、ひとりで働くフリーランスにはそういった“ロールモデル”はありません。
成長していくためには、自分で考え、決定し、行動していかなければならないのです。
とはいえ、始めたてのひよっこフリーランスだった私は、目の前の仕事をこなしていくので精一杯でした。
そのため、特にフリーランスに転向した直後は
「ちゃんと成長できているのかな?」
「進むべき道は本当にこっちで合っているのかな?」
といった“不安感”が常に付きまとっていました。
会社員時代の上司と、久々のランチ
そんなある日のこと。
会社員時代の上司から「渡す書類がある」という連絡が入りました。
そして、「郵送でもいいけど、良ければ一緒にランチでもどう?」というお誘い。
せっかくなので、ありがたく参加することにしました。
久しぶりに会い、新しい仕事が生まれた
この上司には、在職時からものすごくお世話になっていました。
私が入社する際の面接を担当。
まだ一次面接だったにもかかわらず、「他にも応募者がいるけど、あなたを絶対採用すると決めました」と言ってくださった熱い性格の持ち主です。
ランチを食べながらの近況報告。
久しぶりだったので、会話も弾みました。
そして、嬉しい出会いもありました。
上司の取引先で、新しく始めるサービスの“ロゴ”を作成したいとお悩みの方がいらっしゃったのです。
在職時には文章作成だけでなく、紙面のデザインも手掛けていた私。
そんな私に上司が「やってみない?」と言ってくださいました。
駆け出しのフリーランスだった私にとって、まさに渡りに船のありがたい提案です。
もちろん二つ返事で了承し、上司がその場で取引先に連絡。
正式にご依頼いただけることになりました。
今後とも、定期的に“ランチミーティング”することに
お世話になった上司へのご挨拶ついでに、在宅ワークの息抜きになればいいな・・・。
そんな、軽い気持ちで参加したランチ。
当初の予定よりずっと有意義な時間となりました。
ロゴの件が片付いて上司も助かったようで、「今後も定期的にランチミーティングしよう!」と提案してくださいました。
それから、月に1回の“近況報告ミーティング”が恒例となりました。
「お仕事の話ができる相手を持つ」ことの重要さ
よっぽどの事情がない限り、毎月のミーティングを継続してきました。
家族以外の誰かと話して息抜きになるのはもちろんですが、それ以外にもメリットをたくさん感じています。
ここからは、私が思うオススメポイントをご紹介します。
自分の仕事を“評価してくれる人”の存在は大きい
いちばん大きいのは、自分のお仕事を“評価”してもらえることです。
もちろん、守秘義務があるので詳細な内容はお伝えしませんが
「こういうツールが使えるようになりました」
「SEOで、こんな結果を出せるようになりました」
「収入がここまで上がりました」
など、できるようになった成果を報告。
クライアント以外で「頑張ってるね!」と認めていただける方の存在は、やはり大きいなと感じます。
そして、「そこまでできるようになったなら、次はこういう仕事を受けてみたらいいんじゃない?」といったアドバイスを受けることも。
無料でマネジメントを受けているようで申し訳ない気持ちにもなりますが、マクロな視点でアドバイスをいただけるのは非常に助かります。
逆に、上司からお仕事の相談を受け、私が改善策を提案することもあります。
お互い、ニュートラルな立場からの意見は参考になるようです。
目標を持つことができる
「1ヶ月に1回」という適度な間隔も良いな、と感じています。
毎回「次に会うときまでに、これができるようになっておこう」など、個人的に目標を設定。
常に前回とは違う、新しい報告ができるよう心がけています。
続けてみて思ったのですが、1ヶ月に1回って、結構な頻度なんですよね。
ダラダラしているとすぐに過ぎてしまいます。
そんな中で「毎回、新しい報告ができるように」と考えると、かなりアグレッシブに動く必要が。
だからこそ、日々の成長につながっているなと感じます。
在宅ワークでも、他者とのかかわりが大切
一人で黙々とお仕事することの多い在宅ワーク。
特にフリーランスとなると、自分ひとりで全てをこなす必要があります。
そんな中で、定期的にお仕事の話ができる相手を見つけられたことは、非常にラッキーでした。
リフレッシュになるだけでなく、自分の立ち位置を客観的に確認することができるミーティング。
今後とも続けていければと思います。