やる気が無いのなら“香り”に頼ってみてほしい
やる気が無いのなら“香り”に頼ってみてほしい
ずっとやる気が継続しないのが悩みだった
「ヤル気出てきたー!」と、いざ仕事を始めても、
30分くらい経った頃にはさっきまでのヤル気なんて噓のように消滅していて、自暴自棄になるのがいつもの流れだった。
そんなことを繰り返している内に自分への信頼はどんどん薄まっていき、
「私なんて何も出来ないし・・・」と元々から無かったはずの自己肯定感もゼロに近づいていく一方だった。これぞ負のスパイラルだ。
「何か他に手立てはあるか?」「自分の弱さに勝つ方法、見つけ出せるか?」
そんな自問自答を繰り返しながら、私はひたすら突破口を探し続けた。
突破する為のヒントは以外と近くにあったりするものだ。難しく考えるからこそ分からなくなっていることもある。
とりあえず身近にあるヤル気が出そうなものを探ってみる。
睡眠・・・食事・・・良い香り・・・そうか、香りだ!
その時、好きな香りを嗅いだ時の安心感や幸福感が驚異的だということを思い出した。
きっとこの世には、やる気の出る香りが存在するはずだ。
突如と閃いた名案に我ながらあっぱれだった。
においに敏感な私だからこそ、香りでテンションやヤル気をコントロールできるかもしれないという僅かな希望。
とりあえず何事も試してみないと分からない。
在宅ワークをしていく以上、降りかかる課題には前向きに取り組んでいかなければならない。
いつだって自分の手で解決策を見つける努力をし続けなければならない。
そうしなければ“在宅ワークは継続していけない”と、いつかの私が学んでくれたことだ。
ありがとう、いつかの私。
少しだけこの閃きを信じてみようと思う。
そういえばマッサージ屋さんの香りってリラックスできてたよな・・・
とりあえず記憶の中からリラックスできる香りを探してみる。
しかし“最高のリラックス状態”で思い出せる香りなんて、マッサージ屋さんの香りしか出てこない。
それもそのはずだ。
マッサージ屋さんで不安感に襲われたことなんてないし、マッサージに集中できなかった記憶もない。
いつだってリラックスできる状況に誘導されていたような気がする。
これは、きっとマッサージ屋さんに染みわたる“香り”の影響だろう。
そして、その香りの正体は恐らくアロマの香りでファイナルアンサーだ。
この瞬間、着実と“答え”に近づいている実感があった。思わず笑みがこぼれそうになる。
アロマと言えば、ストレス解消や病気や傷の治療としても使われていると聞いたことがある。
つまり“香り”の効果には期待しまくっても良いのかもしれない。
集中力をアップする“香り”を探してみようか
“アロマ”や“香りの効果”などで調べていくと、予想を上回る有益な情報で溢れていた。
人間の“嗅覚”は、人間の中で最も本能的な感覚のようだ。
昔の人は、この嗅覚を頼りに「毒が無いか」「腐っていないか」「危険な場所ではないか」などを判断していたらしい。正確には、嗅覚だけで判断ができていたということになる。
つまり“香り”は人間の脳にダイレクトに伝わっていくので、
感情を司っている機能を直接刺激し“ヤル気アップ”や“ホルモンバランスの調整”“感情のコントロール”までも可能になるということだった。魔法みたいだ。
更に香りには幾つも種類があり、それぞれ違った効果がある。
要は、無限大の力があるということなのだ。
効果の種類も数え切れないほどあった。
例えば、“ヤル気を出したい時に効果的な香り”や“イライラ解消してくれる香り”“集中力アップできる香り”“深い眠りにつける香り“など、
その時の状況に合わせて香りを使い分ければ最強になれるということなのだ。
そうと分かれば、まずはアロマディフューザーを購入するところから始めなくてはならない。
値段は1000円以下で購入できるものから、10000円くらいのものまでピンキリだったが、
私は1500円くらいのアロマディフューザーを購入することにした。
そして肝心なアロマオイルは、ネットで調べた【ヤル気アップに効果的な香り】から気になるものを5本ほど購入。
それから仕事の時は必ずアロマディフューザーにアロマオイルを垂らしてから作業するように徹底してみた。
正直、最初は効果が分かりにくかったが、よく考えると集中できている時間が明らかに長くなった。
何よりも、好きな香りに包まれている環境は非常に心地良く、永遠に落ち着いていられた。
今は感情が暴れだしそうになった時に迷わずアロマディフューザーを起動させているので、
それが“香りの効果”を実感している証拠だろう。
香りのトリコになっていると言っても過言ではない。
最後に私のオススメのアロマオイルを紹介しておこう。
【やる気アップできるおすすめのアロマオイル】
- オレンジスイート
- リッツァクベバ
- フランキンセンス
- シダーウッド
感情やヤル気のコントロールは、すべて“香り”に頼る
私が頑なに“香り”にこだわった理由。
それは「心地良い香りを嗅ぐことで人間の脳みそは活性化され、複数の良い効果がある」ということをどこかで覚えていたからだった。
自分自身を痛めつけ「ヤル気を出せ!」と、いくらちからずくで追い込んでも、何も変わらない。
どんなに泣いても喚いても、誰かが助けてくれることもない。
だからこそ、何かに頼ってまでもヤル気を出す方法を探さなければならなかった。
もし今も“香り”の効果に気付いていなければ、私はあの時に力尽きてしまっていただろう。
限界を感じてすべてを投げ出してしまっていただろう。
今なら分かる、その怖さが。
アロマは、手間が少なかった。これが非常に自分には合っていた。
仕事前にアロマディフューザーにアロマオイルを数滴垂らすだけで準備が整ってしまう。驚くほどに簡単なのが魅力だ。
部屋中に香りを充満させるだけで、集中力が持続してくれる。
それに、脳みそが冴えている感覚もある。抜け出せるはずがない。
このように“香り”を味方に付けるだけで、確実に仕事をすることが楽になったのが何よりも嬉しかった。
自分の好きな香りを探している時間も楽しかった。
ここで注目してほしいのは、香りは“簡単“に感情をコントロールできたというところだ。
手間をかけず“簡単”に仕事効率を上げられる可能性があるのなら、迷わずに飛び込んできてほしい。
今すぐに自分が好きな香りを見つけて、在宅ワークの“負のスパイラル”から抜け出してきてほしい。