油断するとセルフブラックになりがちなフリーランス
油断するとセルフブラックになりがちなフリーランス
こんにちは。
若いころから、視力が悪いせいもあって眉間のシワが気になっていました。
そして40代後半になると、眉間のシワが深く深刻まれてしまい、ボトックスとかで見えなくする方法を考えたのですよ。
ですが、値段が高くてびっくり!しかも永久的に効いているわけではないとのこと。ケチな私は当然、「要観察」することにしました。
在宅ワーク歴1年、フリーライターの「サエコ」です。
今回は、自由な働き方ができるフリーランスなのに、ブラック企業並みの過重労働になっていませんか?という話をしたいと思います。
1日に何時間仕事している?
油断すると、改善していてもすぐセルフブラックになってしまいます。
今、この記事を読んでいるあなたは、1日何時間仕事をしていますか?
会社員の場合、9時~18時などの法定労働時間「原則1日8時間週40時間」に守られていたかもしれません。
まあ、仕事により残業などでそれ以上になることもあるでしょう。
フリーランスで良かったなと思うこと。
好きな時間に起きた良いことが、私にとって一番うれしいと思いました。
今は、ひとりで暮らしているので自由が利くのかもしれません。
しかし家族がいたら、仕事前に朝食を作ったり子どもを学校へ送りだしたりするため完全自由ではないですよね。
時間の自由があるフリーランス。
しかし、働き方よってはその境目が見えないデメリットがあります。
仕事量をこなすことで収入アップに繋がりやすい場合が多く、時間の感覚を忘れがちなのです。
会社員とフリーランスの違い
私は以前、正社員で事務職員として勤務していました。
1日8時間土日祝日休みで、忙しい時期だけ残業をするような普通の会社でした。
とはいえ、地方の会社なので月収の手取りは月13万円ほど。
ボーナスも業績によりバラバラでもらえないことも多くありました。
しかし、フリーライターとして仕事を始めてから、努力すれば今までの月収の2倍から3倍にするのも夢ではありません。
就労時間が8時間に収まらなくても、寝る時間を割き書けば書くほどお金になります。
そのため、時間の概念を忘れがちとなり、過重労働となるのです。
一方、フリーランスなので収入に対して何も保証はありません。
案件が今月終わるかもしれないですし、ずっと継続する可能性もあります。
だからでしょうか。仕事がある時にできるだけ受けたいと言う考えにも繋がりやすいと言えますね。
例えば、文字単価が1.5円の仕事の記事を1日2000文字で10本書けば、1日3万円となります。半分の5本でも1.5万円となります。
会社員では週休2日で月20日稼働。しかし休みをほとんどとらなくなってしまった場合、月に30日稼働だとしましょう。
1日2000文字×10本×30日=90万円
1日2000文字×5本×30日=45万円 となります。
数字でみると、とても夢がある金額ですよね。
書くスピードは人それぞれですが、早い人だと1日に1万文字から2万文字書くライターもいます。
また会社員であれば、昇給があったとしても大きな収入の変化は難しいでしょう。
一方フリーランスの場合、仕事をすればするほど収入に繋がるメリットもあります。
1日に書ける文字数は、個人差があります。しかも、執筆内容で時間を要する時間も異なります。
しかし、頑張れば先ほどの計算どおりの収入に繋がることは確かです。
そのため、自由であるはずのフリーランスなのに、起きている時間の9割は仕事をしているセルフブラック状態となっていました。
脳疲労と言われて気が付いた
セルフブラック化していたある時、更年期だからかなと思っていたけどなんだか違う体調不良が続きました。
まずは睡眠が浅くなりつつありました。仕事絡みの夢を見ることが多くなり、寝ても疲れが取れません。そして、身体が緊張状態にあるのです。
毎月通っている、整体の先生に相談したところ私の頭は「脳疲労」を起こしているとのことでした。対策としては言われたことは、
- 寝る2時間前には仕事をやめる
- 寝る時間を増やす
- 定期的な休日をとる
でした。どれも難しい話ではなく、当日からでも実践が可能です。
また、恐ろしいことに40分間の睡眠不足を解消するには、3週間が必要だと言われています。
さらに、睡眠不足から癌や糖尿病、高血圧や腎躁病、神経疾患などのさまざまな疾患に関連するなどと指摘されています。
無理をして仕事を増やすよりも、自分の適正な仕事時間を考えて行うことが健康にも繋がり、ライターの仕事も長く続けられることでしょう。
健康があってこそ。身体を壊したら、何の得もないですもんね。
どうしてフリーランスになったのかを考える
フリーランスになる理由はいろいろあると思います。
私の場合は、体調面の不安があったのと、人間関係で無駄な労力を使いたくなかったから。
仕事が忙しいのは昔から平気なのです。ただ人間関係で疲弊してしまい退社することもありました。
そしてフリーランスは、自分の時間を自由に使える点が一番の利点だと考えていました。
とはいえ、自分でバランスを取らないといけないと言うことに、体調を崩してから改めて気が付いたのです。
フリーランスでセルフブラックになっている人は、基本的に仕事が好きな人が多いでしょう。
無理をしても苦ではないため、自然とセルフブラックになっている可能性もあります。
今一度考えて頂きたいのは、
「あなたにとって必要なお金はいくらですか?」
「必要以上のお金は、それは健康を損なっても良いということでしょうか?」
自分の体調の変化は自分が一番分かります。セルフブラックかなと思ったら、今一度働き方を見直してみてください。