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私が文章力アップのために取り組んでいること

    
だから私は書き続ける
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私が文章力アップのために取り組んでいること

私が文章力アップのために取り組んでいること

在宅歴3年で、ライターや編集をしているaiaiです。
ライターとして仕事をさせてもらっている私ですが、文章を書くのってムズカシイなぁと毎日感じています。とはいえ、自分だけが頼りの仕事だけに、常に腕を磨いておくことが大切。少しでも読みやすく、伝わりやすい文章を書けるように、私が日々取り組んでいることをご紹介します。

王道はやはり読書でしょう

私の実家の家族は全員、本を読むのが好きです。好きというよりは、生活に入り込んでいるというのか、顔を洗うとかご飯を食べるとかお風呂に入る…みたいに毎日の当たり前の行動のなかに、本を読むという行為が存在している感じでしょうか。

家のなかには本があふれていたので、私も小さいうちからごく自然に本を手にしていました。

小学3年生のころ、家庭訪問にやってきた先生が、部屋中にある本を見て「あなたが文章を書くのが上手なのは、本をしっかり読んでいるからなのね。素晴らしいね」と、ほめてくれたことがありました。
まったく自覚がなく、ほかの人から言われたこともなかったのですが、その先生からすると、私は文章を書くのが上手な子どもだったようです。それ以来、読書と文章を書くことは、すっかり自分の得意分野に。その思い込みが、今日まで続いています。

「文章がうまくなるにはまず読書」というのは、よく言われることですよね。本をたくさん読んでいると、自然に文章の構成を学べたり、語彙が広がったりするといいます。

以前1週間ほど旅行したときに、まったく本を読まず、夜はテレビを見てウダウダ喋るだけという日々を過ごしたことがあります。その前の1ヵ月が忙し過ぎたため、ゆっくりリラックスするのが目的の旅行。本を1冊も持って行かなかったのです。帰ってきて、さて原稿を書こうと思ったら…まったく書けない!まず構成が浮かばないし、書き出しの1文が出てこない。なんとか書き始めても、うまく続かなくて箇条書きの文章の羅列みたいになっていくのです。
しばらく本から遠ざかっている間に、自分のなかにあるリズムのようなものが壊れ、書けなくなってしまったようです。本を読むことと文章を書くことは、やはりつながっているのだと実感した出来事でした。

その経験をして以来、忙しいときでも、できる限り毎日、本を読む時間をとるようにしています。もちろん、自分の楽しみということもあるのですが。

だまされたと思って始めた新聞活用術

以前、教育関係の媒体で、中学校での国語の取り組みとして、新聞コラムの書き写しを実践している事例の紹介記事を書いたことがありました。取り組みの目的は作文や小論文対策。新聞コラムは、その新聞社を代表する文章の書き手が、限られた文字数のなかで簡潔に書き記すものなので、文章の構成力を鍛え、書き方を学ぶには最適の教材となるそうです。

この話を聞いたとき、書き写すだけでそんな効果ある?自分で考えて書かないと、身に付かないんじゃないの?なんて半信半疑だった私。しかし、わが家にはなかなか読む時間がとれない新聞が、毎日届きます。これを活用できるなら、ダメ元で試してみるのも良いのかもと考え、昨年から私も新聞コラムの書き写しに取り組むようになりました。毎日というのは難しいので、2~3日に1回、仕事が詰まっているときには週に1回くらいのペースなのですが、なんとか続いています。

コラムにざっと目を通すだけでは、なかなか気づきにくいのですが、書き写すことによって文章の構成がはっきり見えてきます。自分では絶対に思いつかないような展開のしかた、語彙や表現。ずっと文章を書く仕事をしていると、どうしても構成や展開、語彙が似通ってきてしまい、書きながら自分でも構成がワンパターンだな~と感じることがあります。その打破という意味からも、新聞コラムの書き写しは意味があるのではないかと思います。

そしてもちろん、私の苦手な時事ネタにふれられるため、自分のなかの引き出しが確実に増えていくことも実感できるのです。

コラムの書き写しは「面倒そう…」と感じられて、なかなかハードルが高いですが、その効果を考えると、かなりおすすめの文章力アップ法です!

仕事がなくても毎日必ず書く

仕事が空いているときには、パソコンから離れてリフレッシュしたくなりますよね。でも、私の場合は、一切何も書かない日があると確実に感覚が鈍ります。次に書き始めたときに、しばらくはしっくりこない状態が続き、書いては消して…を繰り返してしまうことに。時間の無駄を防ぐためにも、なるべく何も書かない日を作らないように努めています。

書く仕事が入っていないときには、SNSを更新。私は以前から、とにかく毎日書く機会と場を持つためだけにブログを書き続けています。日々の出来事を綴ったり、読んだ本の感想を記したりするだけのもので、ほとんど日記といってよいでしょう。ブログというかたちをとったのは、単なる日記だと自分だけで完結してしまうから。ほんのわずかとはいえ、読んでくれる人がいる方が、文章の構成やリズム、読みやすさを意識して書くことができるので、トレーニングになると思っています。
読んでくれた方から、たまにコメントが付くことがあります。私からすると、ただその日にあった出来事を綴っただけのつもりでも、そこから何か別のものを感じ取る方も。自分の書いた文章が、意図したのとは違うふうに受け取られていると気付いて驚くとともに、誰にでもわかりやすい文章を書く難しさを実感しています。

こちらが文章を書いて発信したあと、どう受け取られるかは受け手の問題で、発信側の手の届かないものになってしまいます。でも、意図した通りに受け取ってもらうためには、隅々にまで気を配る必要があるのだと、トレーニングのために書いているブログを通して改めて学んだのでした。

ずっと書き続けていけるように…

昔から望んでいた「書くことを仕事にしたい」という思いと、大好きな家で仕事をするという両方を実現できている今の仕事のしかたは、私にとっては理想的。もはやこの環境を手放すことはできません。

だからこそ、ずっと続けていけるように、常に書く力をブラッシュアップしていく必要があります。そのために何ができるのかを考え、実践しつつ、今後も緊張感を失わずに、細く長く書き続けていきたいと願っています。

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