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趣味のハンドメイド作品をネットで販売して失敗!

    
趣味と実益を兼ねることはできるのか
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趣味のハンドメイド作品をネットで販売して失敗!

趣味のハンドメイド作品をネットで販売して失敗!

こんにちは。気圧のせいで体調が悪いのかと思っていたら突然の発熱があり、自分の体調管理が不十分だなと反省している、在宅ワーク歴1年、ライターの「サエコ」です。

突然ですが、副業はパソコンをメインに使わなくてもできます。
ハンドメイド好きな私がしていた、副業の失敗談と対策をお伝えしますね。ぜひ参考にしてください。

こどものころから好きだった手芸

私が初めてハンドメイド(当時は手芸と呼んでいました)に参加したのは、小学生の頃。小学生のときのクラブも、「手芸部」に入部するほど作ることが好きでした。

きっかけは、母親に教えてもらった編み物。はじめに作ったものは、かぎ針でマフラーを編みましたが、仕上がったマフラーは末広がりで失敗。
初めての編み物だったので、編み目の数え方も理解していなかったのです。

ですが、はじめて自分でマフラーを作った達成感と感動は、今でも忘れません。
それからは棒針の編み物でいろいろと作りはじめ、フェルトでマスコットを作ったりポーチを作ったり、裁縫などを中心に学生時代は制作していました。

大人になってから本格的に

社会人になってからしばらくは、ハンドメイドする時間を取らなくなっていました。学生から社会人となりお酒を覚え、友人達と遊ぶほうが楽しくなったからです。

ハンドメイドを再び始めたきっかけは、結婚をして子どもが生まれてからでした。

仕事をしようにも、小さな子どもがいるとそうはいきません。また、子どもには先天性の疾患があり入院することもあるため、外で働くことができなかったのです。
子育てや家事の気分転換から、少しの時間でできるハンドメイドを徐々に再開しはじめました。

その当時はフリマアプリなどなく、個人で売買できるものはヤフーオークション(以下ヤフオク)くらいでした。少しずつ作ってヤフオクで販売していましたが、作れる品数もほんのわずか。

売上で材料を購入していたので、収入には繋がらず趣味の一環となりました。当時は、なにより作ることが楽しかったのです。

 

どうせ作るならネットで販売しよう

先天性の子どもの病気も手術で無事に完治したので、保育園へ子どもは入園しました。そのため、私はパートで仕事を開始。パート勤務は4時間くらいだったので、空いた時間を使い、ハンドメイドに力を入れました。

そんなとき、丁度いいタイミングで世間はハンドメイドブーム。副業として、収入になればといろんなものを作りはじめました。裁縫・アクセサリー・レジン小物・ビーズランプなど。

いろんなハンドメイドにチャレンジしてみました。ネットで検索すれば、なんでも作り方は学習できたため、道具と材料があれば大抵のものは制作が可能。

少しずつ、「販売する」を目標に制作へ本格的に取り掛かかりました。

世間のセール時期とかぶってしまい在庫に

ハンドメイドの波から後押しするような形で、さまざまなフリマアプリが登場しました。
ネットショップを試みたのですが、集客が難しく断念。フリマアプリなら、集客しなくても売れるかもしれないと踏んだのです。

また私の住む高知県では、12月末でもコートなどは着ません。なぜなら、それほど寒くないからです。
その時販売用として制作していたものは「ネックウォーマー」です。すでに持っている人も多くいると思います。

すぽっと頭からかぶるだけで首回りが暖かくなるので、自転車通勤やバイクの通勤の人にはオススメの商品です。
私も自分用に制作して使用していたので、私が制作したものだと知っているパート先の同僚から制作依頼を受け、20枚から30枚くらい制作し購入していただきました。

これなら、ネットでも売れるかも!と思い量産。しかし残念ながら作る時期が悪く、たくさん売れ残りました。

世間の流れを把握するべきだった

私が住んでいる地域では、1月以降から本格的に寒くなります。そのため、材料を仕入れ制作を始めたのは11月。なぜなら10月は暑い日が続くため、ウールやファーなどの生地には触れないためです。

短時間のパートですが仕事はしていたため、少しずつ制作を続けて仕上がったのは12月下旬。
世間では、年末年始のセールから始まり、年が明けると冬物はどんどん安く値引きをします。

そのような時期に、定価に近い値段で出品してもなかなか買い手もつきませんでした。
そのため大量の在庫を抱える結果に。

売れ残ったネックウォーマーは翌年に再販をして、残りは親族にプレゼント。無事に在庫はなくなりました。

オールシーズンで使えるものを

その後、私は販売するために作るハンドメイドで季節ものは極力控えています。

現在はオールシーズンで販売できる、アクセサリー類やポーチやサコッシュ、ブックカバーなどオールシーズンで使えるものをメインに作っています。

今はライター業が忙しいため、ハンドメイドは気分転換に作る程度です。
またフリマアプリでの販売を今は休止していて、地元にある雑貨店の委託で置いてもらっています。

実際、ハンドメイドを副業や本業として活動している作家さんも数多くいます。
私はハンドメイドを本業にしたいとまでは思っていません。
ですが制作は好きなのでこれからも、こまごまと作りたいときに制作し、販売などは委託先へ全て丸投げしようと思っています。

正直な気持ちを言うと、好きなものと売れるものはイコールではありません。そこに気が付いたとき、私はジレンマを感じ量産をすることはなくなりました。

だって、材料を選ぶときに「これは売れる生地だから」と言って、作品をいくら作ってもちっとも楽しくないですから。

自分の好きなテイストの作品を制作し、それが誰かの手に渡る。そんな過程が私の喜びなのかなと感じています。

この記事を書いた人

サエコ

田舎の小さな古民家で、猫と暮らしながらライターをしています。
ハンドメイド作家・講師もしつつ、コツコツとマイペースな仕事が好きです。

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