在宅ワークの失敗談!連休“ド忘れ”の結果、休日返上でお仕事するハメに
在宅ワークの失敗談!連休“ド忘れ”の結果、休日返上でお仕事するハメに
こんにちは。ライターのおきららです。
専業の在宅ワーカーとして、平日の日中にライティングやデザインなどのお仕事を自宅で受けています。就学前の子どもが二人おり、仕事中は二人とも保育園に通ってもらっています。
今回は、そんな私の「在宅ワークママあるある?」な“失敗エピソード”をお届けします。
在宅ワークだからこそ、「仕事」と「休日」の切り替えが大切
本来くつろぐ空間であるはずの“自宅”でお仕事することになる在宅ワーク。
ライフスタイルに合わせてフレキシブルに働けるというメリットがある一方で、意識的に気持ちを切り替えなければ「ダラダラ作業」になってしまう危険が伴います。
そんなダラダラワークを防ぐには、「仕事」と「休日」を上手に切り替えることが重要。
一般的な企業で働く会社員のように「5日働いて、2日休む」など、バランスの良い働き方が求められます。
会社員時代と比べて、曜日感覚が薄れてくる在宅ワーク
効率よく在宅ワークをこなすには、「仕事をする日」「しない日」の切り替えが大切です。
しかし、長期で在宅ワークを続けていると、曜日の感覚がだんだんと薄れてきませんか?
会社員時代は何かと日付や曜日を意識することも多かったのですが、今は納品物の期日やミーティングの日程をチェックする程度。
そして私の場合、大切な予定はカレンダーアプリに入れておき、当日に通知が来るように設定しています。
便利な反面、「カレンダーで日付をチェックする」という行為をほとんどしなくなってしまいました。
とはいえ、保育園児を二人育てる“在宅ワーママ”な私。保育園がお休みの土日は基本的に仕事ができません。そのため、「平日か土日か」で日中の過ごし方はガラリと変わります。
しかし、曜日感覚が薄い私は、金曜日の朝に「あっ、明日はもう土曜日か!」と慌てることも少なくありませんでした。
うっかり“祝日”を忘れそうになることも
そんなうっかり者の私。イレギュラーな“祝日”にはさらにド忘れしやすいため、細心の注意が必要です。
昨年の2020年から今年にかけては、東京オリンピックの兼ね合いで祝日の大幅な移動がありましたよね。カレンダーの表記と実際の祝日がずれたため、慌てた方も多いのではないでしょうか。
あまりカレンダーを見る習慣のない私は、そんな「えっ、今週の○曜日って祝日だっけ!?」を毎回のように繰り返しています。
もちろん祝日も土日同様、保育園はお休みです。私の在宅ワークもお休みにせざるを得ないため、週の稼働時間にダイレクトに響きます。
学生時代は大好きだったカレンダーの赤色ですが、今は「どこか別の日にリカバリーしなくちゃ・・・」と少し憂鬱な気分になってしまうようになりました。
やっぱりカレンダーは重要!祝日を見逃した在宅ワーママの失敗
このように、在宅ワーク生活が長くなるにつれてだんだんと曜日や日付の感覚が薄れてしまった私。
とはいえ、子どもを保育園に通わせているため平日と休日の切り替えは嫌でも意識します。そのおかげで、世間一般と大きくズレるということはありませんでした。
普段はそこまで困ることもなかったのですが、あるとき「やっぱりちゃんとカレンダーを見なくちゃな・・・」と反省する事件が起こってしまうのでした。
シルバーウィークが完全に頭から抜けていた
事件が発生したのは、とある年の9月。
その週は、シルバーウィークとして祝日が重なり、木金土日と4連休になっていました。もちろん保育園も4連休です。
しかしカレンダーを特に意識していなかった私は、通常どおりのスケジュール感でお仕事を受けてしまっていました。自分の過ちに気づいたのは、もう連休が2日後に迫った火曜日。
さすがに「これは終わったな」と思いました。
ひとまずその日から普段以上のスピードで仕事をこなし、少しでも連休までに終わらせようと努力しました。
しかしママ兼在宅ワーカーである私には、どんな状況であれ「仕事は保育園のお迎えまで」という時間制限が付いて回ります。そのため、連休までに全ての仕事を完了・・・とはいきませんでした。
というわけで、平日であれば1日半ほどかけて仕上げるであろう量の仕事を残して、4連休を迎えることとなってしまったのです。
昼は子どものお世話、夜はお仕事の二段構えでなんとか乗り切った
とはいえ、こちらの事情はクライアントには一切関係がありません。特に今回は私自身の勘違いから招いた事態です。
そこで、昼間は一般的な休日として家族との時間を過ごし、子どもが寝た夜~明け方まで在宅ワークに勤しむ二段構えの生活を決行。
己の体力と睡眠時間を犠牲にすることで、なんとか普段どおりのスケジュールで仕事を終わらせることができました。
しかし、休日に平日並のボリュームで仕事をこなすのは本当に大変でした。
日中一切仕事ができない分をカバーしようと眠気のギリギリまで頑張り、空が明るくなってきたのを感じてあわてて布団にもぐり込む日々。
もちろん翌日も朝から家事・育児が待っているため、睡眠時間は1日3~4時間程度です。
日中も、やるべき仕事が終わっていない焦燥感で頭がいっぱい。「あとはアレとコレをやらなくちゃ・・・」と考えてしまいます。
なかなか気持ちの切り替えができず、心も身体もぐったりと疲れてしまいました。
連休に対してあれほど「早く終わって・・・!」と願ったのは初めてです。
「仕事day」と「お休みday」をきっちり切り替えることが大切
この時は、休日の夜間に在宅ワークこなすことで、なんとかクライアントに迷惑をかけずに済みました。
しかし、いくら在宅ワークであっても、「休日の日に仕事する」というのはやっぱり大変。
せっかくの連休を棒に振ってしまったことで、より一層「仕事をする日」と「お休みの日」をしっかりと分けて気持ちを切り替えることの大切さを意識するようになりました。
きちんとカレンダーを確認することの大切さと、平日の仕事中に子どもを預かってくれる保育園のありがたみ。
そして何より、普段からお子さまを家で見ながら在宅ワークされている方の大変さを改めて感じた出来事でした。