在宅ワークをしている方必見!!現役ワーカーによる体験談ブログ

ハンドメイドって儲かるの?失敗から学んだこと

    
寝ても覚めてもハンドメイド
\ この記事を共有 /
ハンドメイドって儲かるの?失敗から学んだこと

ハンドメイドって儲かるの?失敗から学んだこと

こんにちは。更年期からか体調不良が続き「命の母」か「求心」を購入するか悩んでいる、在宅ワーク歴1年、40代ライターの「サエコ」です。
今回は、趣味のハンドメイドで副業を始めたばかりの頃に失敗したお話をします。ぜひ参考にしてください。

一生涯の趣味がハンドメイド

私は「何かを作る」ことが好きな子どもでした。編み物・裁縫・工作・木工など手を動かして作ることに夢中でした。

子どものころは主に、裁縫と編み物を中心に制作。裁縫は小さなマスコット、カバンからパジャマなど、編み物は父親にセーターを作ったこともありました。

大人になった今ではハンドメイドはもちろんですが、自宅の古民家のセルフリフォームで壁にペンキを塗ったり照明器具の制作をしたりしています。

社会人になってから一時期、制作はしていませんでしたが、出産後から制作を再開。現在は少しですがハンドメイドの商品を雑貨屋で継続して委託販売をしています。

しかし最初の頃は原価の管理をきちんと考えていなかったので、ハンドメイドの副業としては成り立ちませんでした。むしろやればやるほど赤字でした。

ハンドメイドブームの到来!

2012年頃からでしょうか、私の娘がまだ保育園に通っていた頃に、空前のハンドメイドブームが沸き上がっていました。ちょうど、娘の保育園入園のときに、お布団バック・お弁当袋・手提げ袋などを作っていた時期です。

当時はハンドメイドブームから作家の人口もすごい勢いで急増していました。そのため、イベントにはたくさんの作家達が集まり飽和状態になることも。

私のように作ることが好きな人だったら、ハンドメイドで副業をするのは気軽に始めることが可能。なぜなら、ハンドメイドで制作をして販売するには、資格などは一切いらないからです。

私は社会人になり、いったんはハンドメイドから遠ざかっていました。しかし出産後、家にいることも増え、子どもに関する小さなものを作り始めたことをきっかけにハンドメイドを再開。

偶然知り合いが、雑貨店を経営していたこともあり、ハンドメイドをしている話をすると委託で置いてくれることに!すごく嬉しかったことを覚えています。私が作った商品を、雑貨屋さんで販売できるなんて夢のようでした。

昼間は、外勤でパートに出ていたので隙間時間を使って制作。パートと主婦業、子育てにハンドメイドの副業。今考えるとなかなかハードな生活を送っていました。

眠い目をこすりながら、夜にハンドメイドをしていたのですが不思議と好きなことなので苦痛に感じることはなく、逆に自分の趣味の時間としてストレス解消になっていたのかもしれません。
隙間時間を使い制作をして、少しずつ雑貨店へ納品する日々を送っていました。

好きな生地が売っていると大量に購入

また裁縫をするには、さまざまな材料が必要となります。生地や糸など、ポーチなどを制作する場合にはファスナーなどの資材も大量に消費します。

とはいえ定価で購入すると、結構なお値段がするので急いでなければ、手芸用品のセールをしているときにまとめ買い。

また良く使っている「リネン」という生地は1mで2000円位することも。とてもじゃないけど、定価では中々購入できません。

少しでも原価を下げるために、地元の手芸センターやネットショップなどのセールで購入していました。売上が入ると、材料を購入していたため自転車操業みたいですね(笑)

時々、在庫処分セールで定価の70%オフになっている場合には、買わなきゃ損だ!とばかりに大量購入。好みの生地だと3mから5m購入することも少なくありませんでした。

また、生地だけでなく副資材も大量購入。ファスナーやがま口など、驚くかもしれませんが一度に購入する数量は20~30個。しかも、色違いやサイズ違いで各種購入します。小さな手芸店が出せるほどの、資材が部屋の1室を埋め尽くしていました。

時間には限りはある

たくさん生地や資材を購入するので、ひとつのタンスに入り切れないほど。私が主に裁縫で制作していたものは、「カバン」と「ポーチ類」。本来なら、1mもあれば何個も作れます。

また生地で同じものをたくさん作っても売れないので、生地の消費もままなりません。さらに私は、パートや家事と子育てをしていたため、明らかに作る時間が足りませんでした。

その結果、材料は消費しきれず数年経った現在も、たくさん在庫があります。何年もかけてその材料を使い、作り続けているのです。

しかも無地なら、まだ使い道があります。柄ものは、その時代の流行りもあるのでお蔵入りになった生地も数知れず。

無駄をなくして、作る分だけの材料を仕入れよう

そのような経験をしてからは、いくら安いからと言って大量に資材の仕入れをすることはやめました。柄ものであれば、作りたいと思っているものの分量プラス少しの余分を目処に購入しています。

そうすることで、やっと利益に繋がることをしばらく経ってから実感しました。(おそすぎる)無駄を省くと、定価で生地や材料を購入したとしても、「原価<売価」として価格を考えればそれなりの利益になります。

またハンドメイドブームの時には、量産を求められました。副業だったのですが、実際委託している雑貨店の契約が最高では4店舗同時に行っていた時期も。また制作する時間には限りがあったため、全ての店舗に量産することは難しかったですね。

専業で作っている人は、資材を大量に購入して制作をし、委託先やハンドメイドのイベントで販売をすることで消費ができます。しかし、私のように副業としてハンドメイドの販売をするなら、少量の資材を使いきる方法で制作することが得策です。

この記事を書いた人

サエコ

田舎の小さな古民家で、猫と暮らしながらライターをしています。
ハンドメイド作家・講師もしつつ、コツコツとマイペースな仕事が好きです。

サエコの記事一覧

Copyright©在宅ワークブログ,2024All Rights Reserved.