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【初心者注意】低単価で仕事をドンドン要求するクライアント

    
断る勇気
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【初心者注意】低単価で仕事をドンドン要求するクライアント

【初心者注意】低単価で仕事をドンドン要求するクライアント

私は、現在、自宅でWEBライターとして活動しています。
全くの初心者から始めた在宅ワークだったので、数々の失敗をしてきました。

その失敗の中の1つに、低単価なのにドンドン仕事を要求してくるクライアントに出会ってしまったことがあります。
在宅ワークを始めたての初心者の方には、注意してもらいたい事柄でもあるので最後まで読んでみてください。

1.そのクライアントとの仕事内容

それでは、どういう経緯でその仕事に出会ったのかご紹介します。

3,000文字1,000円カレーの記事

私は、クラウドソーシングサイトに登録して仕事を請け負っています。
自分にできそうな案件を探して応募して、契約というのが大まかな流れです。
初心者の頃は、応募しても契約してもらえることがほとんどなかったので、「どんな仕事でもいいからやりたい」と思っていました。

そんな時に見つけたのが「カレーに関する記事作成、3,000文字で1,000円」という案件でした。
その時の私には大変魅力的な案件でした。
カレーなので、自分にもなじみのある題材でしたし、3,000文字くらいならそこまで難しくないだろうという甘い気持ちで応募してしまったのです。

すぐに契約になる

応募してすぐに契約になりました。
これまで私は、実績といえるようなものが全くなかったのにも関わらず、採用してもらえてとても嬉しかったです。
ただ、ここの時点では全く気が付かなかったのですが、あとでかなり困る事態になってしまいます。

全くおかしいとは思わない

その時点では、全くおかしなクライアントという感じはありませんでした。
返信も早いし、スムーズにやりとりができるので信頼できそうだなとも思ってしまいました。
「一先ず1記事書いてみてください」といわれて契約となりました。

採用してもらえた喜びが大きくなんでも答えたくなる

その時は、採用してもらえた喜びがとても大きかったです。
ですので、「クライアントに誠心誠意答えたい!」という気持ちが強かったように思います。
この気持ちが後々の自分を苦しめることになるとはその時全く気が付いていませんでした。

2.提出してから修正の嵐

カレーの記事を作成して、出来上がったので納品しました。
それから、そのクライアントの本性が分かりました。

修正の嵐

そこから、そのクライアントは、どんどん修正を伝えてきました。
文章で読みにくい部分があるので、ここを直して欲しい。
文章にねじれがあるので直して欲しい。
漢字をひらがなにして欲しい。
無料の画像を違うものにして欲しい。
とたくさん修正が伝えられました。

初心者なので仕方がないと思い修正に答える

全くの初心者から始めたので、修正が多くなるのは仕方がないと思っていました。
もちろん、自分の記事にも自信がなかったので、修正してもらってありがたいとも思っていました。

スパイスについて調べて書き足して欲しい

文章を直して提出する、修正が入るを何回も繰り返していました。
すると、「次は、この記事にスパイスについて分からない読者もいるかも知れないので、スパイスについて調べて表にして書き足してください
というメッセージが届きました。

カレーのスパイスなんて星の数ほどあるものです。
それにあの頃の私は、表の作成方法も知らなかったので、表作成から調べる必要がありました。
質問すると、表作成方法が書かれたサイトのURLが送られてきて、それをみながら必死で仕上げました。

もちろん対応する

もちろん対応しました。
ただ、今思うと文字数も軽くオーバーしていましたし、契約内容にはなかったです。
その時は、あまり深く考えずに言われたことを言われたまましていました。

カレーを作っている画像が欲しい

次に言われたのが、カレーを実際に作っている画像が欲しいというものでした。
その記事内で、時短カレーの作り方を紹介した部分があり、前にテレビで見たカレー作りの時短方法を記事に書いていました。
それを実際に作って、写真を撮って送って欲しいという依頼がきたのです。

もちろん対応する

今なら、考えられないのですが、対応しました。
ただ、カレーだったしそこまで大変でもないと思いました。
作りながら、「写真を撮っていくだけだし」と自分に言い聞かせてやりましたが、写真を撮ってそこから記事にするのはなかなか大変でした。

ようやく納品

そしてやっとの思いで、納得してもらえる記事になり納品し検証、報酬が支払われました。
支払われた報酬は、最初の契約通り1,000円でした。

3.初心者だからと言われたことを全て答えるのはNG

最後に、この案件の何が問題だったのかを整理していきます。

文字数オーバーしているのに追加支払いがなかった

文字数がオーバーすると、たいていのクライアントさんは追加支払いをしてくれます。
もしも、追加払いができない場合は、契約前に伝えてあります。
この案件の場合も、文字数にして1万文字は超えていました。
それなのに、3,000文字1,000円は固定でした。

画像を添付したら報酬が発生しなかった

「カレーを作っている時の画像が欲しい」という要求があったのですが、画像にも報酬が発生することがあります。
例えば1枚500円とかもらえることも少なくありません。
この案件の場合、画像の報酬は全く発生しませんでした。

修正が複数回で終わらない

この時は、全くの初心者だったのでここまで修正が多いのは普通なのだと思っていました。
ただ、たいていのクライアントさんは修正は2回が限度です。
それ以上修正を頼まれるのは、よほどのことです。

修正を何度もさせて試していた

これは、私の予測なのですが、修正を何度もさせてどれくらい無知なライターなのかを試していたんだろうなと思います。
こうやって、低単価で高クオリティの記事を作成させているのでしょう。

契約以上のことをする必要はない

今回の案件で、契約以上のことをする必要がなかったということを学びました。
結局、その案件に取られた時間は1ヶ月という膨大な時間でした。
それが1,000円という割りに合わない計算となってしまったわけです。
ただ、これは、自分でも防げたことだと思います。
あまりにも、修正を要求してくる場合はその時点で辞退するか、クラウドソーシングサイト事務局に相談しておけばよかったです。

まとめ

初心者の頃は、仕事がもらえたらなんでもしたいと思いがちです。
残念なことではありますが、クライアントのなかには、低単価でいろいろ要求してくる場合もあります。
それで疲弊してしまって、在宅ワークのWEBライターを辞めてしまう人も少なくありません。

おかしいなと思ったら、絶対にクラウドソーシングサイト事務局に相談することは忘れないでください。

この記事を書いた人

大河内麻衣

田舎の小さな古民家で、猫と暮らしながらライターをしています。
ハンドメイド作家・講師もしつつ、コツコツとマイペースな仕事が好きです。

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