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副業でのライター、本業にしたライター、続けられたのは在宅ワークだったから

    
今日だって私は笑顔で仕事ができている
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副業でのライター、本業にしたライター、続けられたのは在宅ワークだったから

副業でのライター、本業にしたライター、続けられたのは在宅ワークだったから

副業としてライターをしていた頃

私がライター職に足を踏み入れたのは10年前になんとなく副業として始めたのがきっかけだった。
右も左も分からないライターという仕事だったけれど「初心者歓迎」という求人内容に魅力を感じ、気付いた時には既に応募してしまっていた。

当時は本業としてサービス接客業をしていたが、なかなか金銭的に安定しなかったのが悩みだった。
生活はできるけれど、趣味に費やすまでの余裕はないような感じで、だんだんそれがストレスになってしまっていた。

「なんのために働いているのだろ」
そう思った瞬間から“副業”を考えるようになった。

当時はまだ、在宅ワークが浸透していないので実際にオフィスに出勤する求人が多く、働き方に選択肢など無かった。
もちろん私の初めてのライター職も当たり前のようにオフィスに出向いて勤務するものだった。

副業だったので、夜の21時くらいから深夜までのシフトがメイン。
業務自体は2日ほどで習得できたが、ただ問題だったのは本業と副業のバランスがなかなか取れないことだった。

本業、副業、どちらも同じだけのエネルギーやパワーを注ぐことができれば良いが、そんなに上手くできるものではない。絶対にどっちかに傾いてしまう。
1つの身体で2つのことを器用に熟していけるほど、私は気丈ではなかった。

そして、恐れていたことは現実になる。

3ヶ月くらいした時、すべてが面倒くさくなり、本業、副業どちらも退職することになってしまった。
「続けたい」という気持ちはあるが、体と心が全く言う事を聞いてくれなかった。
メンタルはもちろん、体調面もガタガタな最悪な状態だった。

「上手くしなかったからだ」「もっと考えて行動するべきだった」「どうしてこんなに弱いのだろ」
そんな後悔たちが自分自身を追い詰めてくるが、もう一度自分を信じたいという気持ちは消えなかった。
まだ未来に可能性を感じられていたことが何よりの救いだったと思う。

今となればこの経験があったから、どんな状況でも“正解”を見つけ出すことができた。
「もう同じ失敗をしないように」と自分を戒めることができた。

そして、本当にやりたい事を知ることができたのだった。

いよいよライターを本業にしてみたが・・・

すべてを失ったことから、ある1つの想いが私の中で絶えず膨らみ続けているのがわかった。

「ライターとして働きたい」

一度はダメになってしまったけれど、ライターの仕事が嫌だったわけではない。
むしろ、ライターとして働いている時間が楽しかった。有意義だった。
私は「もっと知りたい、もっとやってみたい」そんな気持ちが日に日に芽生えていたことをずっと自覚していた。

ただ、不器用な私には2つのことを同時に進めていくことができなかっただけ。向いていなかっただけだ。
そう思い込むことで自分を奮い立たせていた。

そうして私は、ライター職を本業にした。

在宅ワークではなく、オフィスに出勤する働き方を続けていると、
「お家で働くことができれば、もっと効率も上がるだろうし、もっと自由に働けるのに」
と、次はそんな想いが芽生えるようになっていった。

まだ当時は在宅ワーク、リモートワークという働き方への関心がない人がほとんどだったので、誰に相談しても「うーん」と首を傾げられてしまう。
ライターとして働いていけば働いていくだけ、ライターという仕事は在宅でも問題なく働いていけることが確信になっていく。

だから私はライターとして8年が経った頃、フリーランスとして働いていくことを決意した。

ライター職の持つ自由が可能性を広げてくれた

フリーランスとして働くようになってから“自由”を活かすことに全力で取り組むようになった。

これまで自由ではなかったものをテーブルに並べて、それによって無駄になっていたものを数える。
そして、その無駄を埋める作業。
これが心の底から在宅ワークを選んで良かったと思える瞬間だ。

例えば、オフィスに向かう出勤時間、ランチ代、交通費、これらは自由ではないことによって生まれた“無駄”だ。

無駄という響きはあまり良くないかもしれないが、
「自分の意志ではないこと=無駄」だと考えることで必要なことが分かりやすくなる。
そして、在宅ワークではこの無駄をすべて意味のあるものに変えることができた。

オフィスに向かう出勤時間は、ライティングするための情報収集の時間に変えた。
ランチ代や交通費は貯金、それによってワークスペースを最高の環境へと近づけることができた。
他にも自由を活かして、環境を変えてみることもできた。
海が見えるホテル、緑に囲まれた旅館、いつもと違う環境がアイデアを生んでくれることもある。

そんな風に“自由”を自由に操ることで、作業効率を上げることに成功した。
そして、ライターとしての性能を高めることも可能になったのである。

そりゃもちろんデメリットも沢山あるが、そのデメリットは工夫次第で別のもので補うことができる。
辛い時は泣けばいい。限界を感じたら一度立ち止まればいい。
いつだって私は自由に自分を生かしてあげればいいのだ。

そして今、自分にとってベストな働き方ができているのは、
今日までの苦労や後悔、失敗があったからだと心の底から感謝できている。

遠回りしたけれど、もう少し在宅ワークで頑張ってみるよ

副業、本業、そしてフリーランス。
このすべての経験によって“自由”が何よりも大切だと気付かせてくれた。

思い返すとzoom会議で何の問題がないものも2年前は、わざわざ出張していた。
たった2時間のために飛行機代や新幹線代、ホテル代がかかっていたと思うと恐ろしい。
もう会社までの通勤時間、家までの退勤時間をどのように過ごしていたのかを思い出せない。
時間に追われながら過ごす日々をすっかり忘れてしまっている。そして今がどれだけ“自由”なのかを再確認する。

これからも在宅ワークという働き方は更に広がっていくだろう。
迷ったのなら、一度進んでみればいい。
経験して学べることは沢山ある。本当に求めていることがハッキリと分かることもある。
失敗を恐れている時間こそ勿体無いということを知ってほしい。

いつだって自分を幸せにしてあげることだけを考えていけばいいと私は思う。
自分に合った方法で、最大限に自分を表現できる環境で、ストレスのない働き方を見つけるために“今”を大切にしてほしい。

この記事を書いた人

marukorin

大阪生まれ大阪育ち、大阪ぎらいのフリーライター。
型枠にはまらず人の心にスッと染み込むような文章を心掛けて執筆中。
“好奇心は忠実に”をテーマに「好き」を集めながら生きています。【愛】を活字で具現化したていきたい。

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