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どんなに外に出なくても“美容院”は大切だと伝えたい

    
どんな時も美しさを忘れないこと
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どんなに外に出なくても“美容院”は大切だと伝えたい

どんなに外に出なくても“美容院”は大切だと伝えたい

「まあいっか」が重なった姿にガッカリした

在宅ワークになって、どんどん外に出なくなり、昔みたいに“最新ファッション”や“次にしたい髪型”などで思考を深めることが少なくなった。

でも決して“美”に興味が無くなったという訳ではない。
正確には、必要が無くなったからと言った方が正しいだろう。
必要がないもののことを考えているよりも“在宅ワーク中の食事”や“家でのストレス発散法”を考えている方がよっぽど有意義な時間だと思うようになってしまっていた。

ずっと1ヶ月に1回は必ず行っていた美容院も、髪の毛が伸びることに抵抗が無くなり、鏡に映る自分に「まあいっか」と思うようになってから3ヶ月に1回ペースにまで落ちていた。

“美”を意識していない訳ではないが、どうしようにも在宅ワーク中は“美”は後回しになってしまう。
その理由はハッキリしている。誰かに会う機会が極端に減るからだ。

そうなった時初めて『これまで誰かの目を気にして身だしなみを整えていたのだ』ということに気がついてしまった。
なんかそれはそれで、とてもかっこ悪いなと思う。
よく考えろ、自分。このまま自身の美意識が0になって、みすぼらしい姿になってもいいのか。
そんなの良くないに決まっている。嫌だ。

何が怖いって「美しくない自分の姿にガッカリしない日がくるかもしれない」ということだ。

汚いものを見て「汚い」と思う。綺麗ものを見て「綺麗だ」と思う。そんな当たり前のことができなくなってしまうような気がした。
在宅ワークになってから“価値観変わったな”と思う瞬間が増えたので容易に想像できてしまう。それはとても恐怖だ。

これはどうにかしなくてはいけない。
このままでは自分のことが大嫌いになってしまう。

「在宅ワーク」を言い訳にしてはいないか

もしも、鏡に映る美しくない自分を誰かに説明するとするならば、私は必ず「在宅ワークになったから」という言い訳をするだろう。

“在宅ワークだから仕方ないことだ”とどこかで思っていて“それなら納得できるだろう?”と他人にもその価値観を押しつけている。
でもそれは絶対に違うことも分かっている。

いつか美しくない自分に悲しくなるのは紛れもなく自分自身なのに。
美しくない自分を許せない心がどこかにあるからこそ、何かのせいにして落ち着いているだけなのだ。

それから私は、とにかく家から出る機会を増やすことにした。
誰かと会う機会を増やしていけば、美意識が戻っていくのではないかと考えたからだ。
なんと、これが見事に的中。

誰かに見られる機会を増やすことで、以前のように髪型やファッションに意識が向くようになった。
頭の中が「髪の毛どうにかしたい」「もっと可愛い服が欲しい」そういった感情で埋まった時、思わずガッツポーズをしてしまったくらいには嬉しかった。昔の私を取り戻せた気分だった。

在宅ワークは上手に“美”を隠してしまうが、美しくない自分を肯定する道具にはならない。
そう、美しくない自分はすべて自分のせいなのだから。

そうして私は、自分のために身だしなみを整えることがモチベーションアップにも繋がるということを知ることができた。
そしてそれが生きるうえでとても重要なポイントだということを学んだのであった。

「似合っていますね」「可愛いですね」が思い出させてくれた

久しぶりに美容院に行く時、少しだけ緊張していた。

必ず「何ヶ月ぶりですか?」と聞かれるだろう。
恐らく私はそれに「在宅ワークになってから」と言い訳をして自分を守るのだろう。
そして“美意識がない人”になることを恐れている自分自身にガッカリするのだ。きっと。

そんな気持ちを抱きながら、美容院の椅子に腰掛けた。
そして鏡に映った自分に思わず「ごめんね」と謝罪したい気分になった。
と言うのも、来店してすぐ「なんで来なかったのだろう」という後悔に包まれていたからだ。

綺麗にしてもらえると思うとドキドキする感覚を久々に感じ、これがあるから“美”を楽しいと思えてのだということを思い出していた。
女であることを嬉しいと思えていた時のことを全部思い出せていたのだ。

それから伸びきった髪の毛を切ってもらいながら「絶対に1ヶ月に1回は行こう」と私は心に誓っていた。

髪を短く切りスッキリとした私に美容師さんは何度も「似合っていますね」とか「可愛いですね」と言ってくれた。
それが何だかとても嬉しくて、単純だけど「明日からも頑張って生きよう」と思える。

きっとポジティブな言葉には計り知れないパワーがあるのだと思う。
女性はいつだって褒められていたい生き物なのだろう。
美しくなる瞬間を増やせば増やすだけ、美しくなっていくのだと私は全身で実感していた。
そして、在宅ワークのせいにして“美”を疎かにしていた自分はとても勿体ないことをしていたのだとその時に気が付いた。

きっと在宅ワークになってから私と同じように美容院に行かなくなった人は多いと思う。
だから今回はどうしても、その“気の緩み”がモチベーションを下げてしまうということを伝えたかった。
せっかくなら上手に生きていきたいと思うのは皆同じだろうから。

いつだって美しくあることが、最大の活力になるのだった

「在宅ワークになったから」という言い訳は、もう通用しない。
在宅ワークになったからといって、女を辞めた訳じゃない。外に出る機会が無くなった訳じゃない。

「これは必要ないかな」で捨ててきたものや、省いてきたものは沢山あるけれど、どんな状況であっても身だしなみは整えておくべきなのだ。それは、とても当たり前のことだった。
いつも在宅ワークは大切なことを隠してしまう。

人に会わなくなったことで忘れてしまった感覚、それは「美意識を高めることで生きる活力にすること」だった。

かつては、美容院でなりたいスタイルを実現してもらったり、可愛い洋服を買ったり、お気に入りアクセサリーを身に着けたり、ネイルをすることで「生きている」を実感していたはずなのだ。
すべて、明日の自分が頑張れるように実行してきたはずだったのに。私は全部忘れてしまっていた。

一刻も早く、自信を取り戻さないといけない。そのために努力は必要だ。

そして、誰にも会わない在宅ワークであっても、決して「美」を諦めないことが重要だったのである。
さあ、自分を好きになるために、今出来ることから初めてみようじゃないか。

この記事を書いた人

marukorin

大阪生まれ大阪育ち、大阪ぎらいのフリーライター。
型枠にはまらず人の心にスッと染み込むような文章を心掛けて執筆中。
“好奇心は忠実に”をテーマに「好き」を集めながら生きています。【愛】を活字で具現化したていきたい。

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