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検収してくれないクライアント

    
検収してくれないクライアント
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検収してくれないクライアント

検収してくれないクライアント

こんにちは!Webライター歴12年のCOCCOです。

今日は私が悩んだクライアントのお話をします。Webライターをやっているとさまざまなクライアントとお仕事します。そんな中で困ってしまうクライアントもいます。酷いクライアントと仕事をすると最悪メンタル病むので注意が必要です。

書いても、書いても修正が入る

なんとか記事を納期までに提出してホッと一息入れていると、クライアントからのメールがくることがあります。ヒヤヒヤしながらメールを見ると「修正のお願い」という文字が!

あれこれ修正点が挙げてあります。今回の修正点は記事の構成部分です。これは私の力不足と考えられるので修正点を確認しながら記事を仕上げて提出しました。

2度目の修正

ホッと一息もつかの間、また修正のメールがきます。

次の修正点は記事の中で使用している表のサイズと表の中のフォントサイズを統一して欲しいというものでした。
私は、最初に一緒に言えばいいのにと思いながらフォントサイズを統一しました。しかし表のサイズを変えようとするとHTML,CSSを変えなければいけません。

半日ぐらい表のサイズ変更と格闘しましたが、こちらでの変更は不可能と思われたのでその旨クライアントに連絡しました。
クライアントからは了解しましたとメールが来ました。その後3日間、連絡はありませんでした。

3度目の修正

3日後またまたクライアントから修正依頼がきています。私はうんざりしながらメールを読みました。

今回の修正は表の色が見づらいので変更してくださいというものでした。
私は「ハァ?表の色はそちらの指定の色で作成していますが!色の変更があるなら最初の修正段階で言えばいいやん!」とキレました。キレましたがとりあえず表の色を変更しました。

4度目の修正

記事を提出し、また修正がくるのかと待ち構えていました。1週間が過ぎたころまた修正依頼がきました。私は1週間放置されていたのです。

今度の修正点は見出し部分に半角スペースを入れろというものです。1週間放置され4回目の修正依頼が半角スペースを入れろとは、イジメですか?全部まとめて修正したら良かったのでは?

私の頭の中は、はてなマークとなんとも行き場のない怒りがフツフツとこみ上げてきます。私はキレながら見出しに半角スペースを入れる作業をしていました。

しかし見出しに半角スペースが必要などとは指示書にはなかったことに気が付きました。考えてみると構成も指示書に書かれていないことを修正させられている。もうそのクライアントには不信感しかないのですが、私が書いた文字は1万字です。検収されないと困ります。半角スペースを入れて記事を提出しました。

また修正がくるのかと待ち構えていると、今度は検収されました。しかし検収された文字数は7700字です。
私はなぜ?なぜ?なぜ?と思いましたが発注段階でのクライアントの提示文字数が7700字でした。

しかしクライアントが望む記事にするにはどうしても1万字は必要になります。これは7700字で収めなかった私が悪いのでしょうか。
私は行き場のない怒りを抱え込み、アイスクリームをバカみたいに過食しました。

修正地獄でメンタル病む

そのクライアントとは3記事、仕事をしました。おかしなクライアントとは知らずに最初に3記事受注してしまったのです。3記事全部が修正依頼の嵐でした。書いては記事が戻されるという日々が続きました。

しかもどれも文字数が1万字くらいになります。メンタル弱々の私はクライアントに文句も言えずに、延々とパソコンに張り付く日々を過ごしていました。

そんなある日クライアントから決定的な一言を言われてしまいます。

「COCCOさんは修正が多いです!1度記事を見直してください」

私はえええ!修正はそちらのミスもあるのでは?と思いましたがメンタルが弱々なので黙っていました。
酷い!酷い!とこころの中で叫んで酷く落ち込みました。メンタルを少し病んでしまった私は、ひたすらアイスクリームの過食を繰り返していました。

なんと記事の検収に1ヶ月かかる

最終的にすべての記事の検収に1ヶ月かかりました。検収された後のメンタルはズタボロになっていました。

立ち直れない私は誰かに気持ちを聞いてほしかった。しかしまわりに相談できる人もいない、Webライターという仕事を理解してくれる人もいません。Webライターは孤独です。

文字単価は1,3円の仕事でしたが失ったものの方が多かったような気がします。私は駄目なのだ、私はできないのだという気持ちから立ち直るのに時間がかかりました。記事を書いても多くの場合その記事の評価を聞くことはできません。アドバイスを受けることができないのが現状です。

恵まれた方なら記事に対しての評価やアドバイスを受けることができるかも知れませんが、私の身近にはそんな人はいません。私はひとり悶々と落ち込み自分の記事は駄目なのだ!ライターなんかやめてやる!と泣きながらアイスクリームを食べていました。

書いた記事の評価を決めるのはクライアント

堂々巡りの悩みの中で気づいたことがありました。

「そうか!その記事の評価を決めるのはクライアントなのだ。結局クライアントが気に入る記事を書けないと駄目なのか!」

私は書いた記事が評価されないことに落ち込みましたが、今回の仕事はクライアントと相性が悪かったのだと自分を納得させました。
私の記事の価値がどれくらいかはわかりません。客観的な評価を得ることは難しいと思います。クライアントによって評価も変わります。

自分の価値を求めて落ち込んだ私ですが、私の価値は私が決めるのだと思いました。いつの間にか自己を肯定することができなくなっていた私です。記事を否定されたことで、人格も否定されたと思いこんでいたのです。

クライアントが否定したのは記事であり、私の人格ではないと考えられるようになるまで少し時間がかかりました。私は精神のバランスを保つためにひたすらアイスクリームを食べるという行為を繰り返しました。

私の現在のクライアントは、サクサクレスポンスがはやくサバサバしたクライアントと、書いた文字数をきっちりとカウントしてくれるクライアントです。
現在はクライアントに恵まれていますが仕事を受けるときはクライアントを選ばなければ消耗します。
おかしなクライアントだと思えば文字単価が高くてもお付き合いはやめたほうがいいと勉強した私でした。

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