Webライターの難しさを実感!私が手こずった案件たち
Webライターの難しさを実感!私が手こずった案件たち
在宅歴約3年のコノハです。チャットレディという在宅ワークに始まり、現在ではブロガーとWebライターもやっています。
Webライターは始めて約半年。基本的にはあまり冒険せず、書きやすそうなジャンルにばかり応募してきたので、鬼修正は今のところ受けたことがないですが、納品にこぎつけるまでに苦労した案件は数件というか、けっこうあるかもです(笑)。
今回の記事では納品するにあたり失敗したことや、記事を仕上げるための苦労について語ってみたいと思います。
WordPress入稿に手こずる
私は自身でブログを書いていますが、「はてなブログ」というブログサービスを使って書いているため、WordPressを使ったことがありません。そのため募集内容に「WordPress入稿」の記載があると、「もし使い方がわからなかったら困るな」との気持ちが働き、書いてみたいジャンルであっても応募できずにいました。
WordPressでの入稿に不安があるせいで、応募したくてもできずに歯がゆい思いをしていたある日、「初めての方がおられましたらお気軽に仰って下さい。マニュアル作ります」と書いてあるWordPress案件を見つけたのです。しかも記事のジャンルが私でも書けそうなテーマ。
これはまさに神案件だと喜び勇んでさっそく応募したところ、書かせてもらえることに。心配していたWordPressへの入稿はさほど難しいものではなく、記事のテーマが書きやすいものだったこともあり、執筆自体はスラスラと進みました。その日のうちに最後まで書き終えましたが、時間をおいてから見直すと修正点が見つかることも多いため、後日もう一度見直しをしようと、その日は下書きのままにしておいたのです。
ところが後日、見直しをしようと投稿画面に行こうとするも、行き方がわからなくなってしまったのです。ログインするとマイページのメニューに「投稿する」という項目はあるのですが、そこをクリックすると新しい記事の投稿画面になってしまい、下書きしておいた記事にはたどり着けません。どこをクリックすれば下書きの記事に行けるのかがわからず困った私は、クライアントさんにメールを送り、状況を伝えました。
そうしたところすぐに返信をくださり、「自分の名前をクリック→投稿一覧をクリック」といった具合に行き方を教えてくれました。しかしそのメールに従って自分の名前をクリックするも、投稿一覧の項目が出てこないのです。「なんで出てこないの?」とパニックになりながらも、画面の中をくまなく探しましたが、やはり見つかりません。仕方がないので再度クライアントさんにメールをし、見つからないことを伝えました。するとありがたいことに、画像に「ここをクリック」と文字入れがされている、とてもわかりやすい説明文を送ってくださったのです。
それを見た私は、自分の名前が2カ所にあり、間違ったほうをクリックしていたことに気づきます。間違いに気づいた私はやっと下書き状態の記事にたどり着き、見直しと手直しを済ませ、なんとか納品までこぎつけました。クライアントさんの迅速でわかりやすい対応には、本当に感謝です。あの画像付きの丁寧なメールに救われました。
このことがあってから、私はますますWordPress入稿に苦手意識を持ったのです。そのためWordPress案件に応募するときは、「WordPressの操作に自信がありません。極力自分で調べて努力はしますが、どうしてもわからないときにはお手数ですがご指導くださいませ」と、付け加えています。そのせいなのか、WordPress入稿案件には採用されません。悲しい。
キーワード網羅系に手こずる
次のお話は、書き上げるのに非常に苦労した案件について。
私はWebライターを始めるにあたり、先輩Webライターさんのブログを読み、ある程度の予習をしておきました。予習をした際にブログの中で、キーワード網羅系記事の作成が、とても大変だったことを目にしています。キーワード網羅系とは、キーワードの指定が幾つもあり、それら全てを記事の中に盛り込まねばならない案件のことです。
「わ~、これは大変そうだな」と、ブログを読んで覚悟してはいたものの、実際にやってみると本当に大変で、途中で心が折れそうになりました。募集内容にキーワード網羅系であることを書いてくれている案件もありますが、書いていないものも多数あるため、採用されてから気づいたのですよね。キーワード網羅系であることに。
キーワードを3つ4つ指定されて、「これは絶対に使ってください」と言われたことはありますが、指定されたキーワードが10個以上あり、なおかつそれぞれのキーワードごとに使う回数が決まっている案件を始めて見たときは、「これ無理なんじゃないの?」と感じて、軽くパニックでした。
とは言えせっかく採用されたのだし頑張ってみようと、私はまずキーワードをメモ用紙に書き出しました。メモ用紙のキーワードと見出しを眺めつつ、見出しの内容に沿った文章の中に、上手くキーワードを盛り込むため懸命に文章を考えます。そして使えたキーワードがあると、メモ用紙のキーワード横に、正の字を書いていくようにしました。正の字を書いていくことで、どのキーワードをあと何回使えばいいのかが一目でわかります。
使いやすいキーワードはわりと早い段階で指定の回数をクリアできましたが、使い辛いキーワードは最後まで残ってしまいました。そのため再び最初の見出しから見直して、残りのキーワードが盛り込める文章にするべく、頭をひねります。文章をこねくり回してようやくキーワードを全て使い切ったときには、達成感があり、とても清々しい気持ちでした。キーワードを無理やり入れた感は出したくなかったので、そうならないよう未熟者なりに努力した甲斐あってか、修正依頼を受けることなく検収してもらえました。頑張ってよかった!
コピペ率を下げるのに手こずる
苦労したといえば、資格の内容や取り方を書く記事で、コピペ率を下げるのに苦労したこともありました。受験資格や受験の工程などは元ネタを崩すのが難しく、ほぼそのまま使わなければならない文言がけっこうあり、そのせいでコピペ率が上がってしまったのです。
例えば、「弁理士試験は短答式試験・論文式試験・口述試験の3つの方式で行われます」などの内容は下手に崩すと分かりづらい文章になってしまうので、自分の言葉に置き換えるのがとても困難でした。それでもコピペ率が高いまま納品するわけにはいかないので、コピペチェックサイトで一致率判定が良好になるまで、他の情報と組み合わせたり言い回しを変えたりしながら、2度3度と書き直して一致率を下げていきました。
このとき10種類の資格について書いたのですが、こういった答えにバリエーションをつけ辛い内容だと、自分の言葉に置き換えるのが難しいなと感じました。
とは言えベテランのライターさんなら、答えにバリエーションをつけ辛い内容でも、軽々とクリアしてしまうのだろうなと、自分の力不足を痛感。
キーワード網羅系にしても、私は何時間もかかってしまったけど、実力のあるライターさんなら、すぐに文章が閃くのでしょうね。さまざまな案件をこなす中で「私ってダメだな~」と落ち込むことも多々ありますが、数をこなしていけば力はついていくはずだと信じて、これからも書き続けていきます!