ライターとして胸を張れるタイピングスピードって?
ライターとして胸を張れるタイピングスピードって?
仕事効率が悪いのはタイピングスピードのせい?
思い返せば私がライターとして働き始めた頃、タイピングには全く自信が無かった。
ブラインドタッチどころか、キーボードに置く指の配置もぐちゃぐちゃで、恐らく10分に200文字も打てていなかったと思う。
「キーボードの配置を覚えることを徹底してください」だとか「内容も大切だけどスピード上げる努力をしましょう」と何度も注意された。幾度と挫けそうになったことを、今でも鮮明に覚えている。
正直なところ、最初は「ライターなのに速さなんて関係ある?」と反抗的な怒りを覚えていたのだが、
業務をこなしていくにつれてタイピングスピードがどれほど重要なのか身に染みて感じた。
いくら書きたいことが頭に思い浮かんでいても、タイピングスピードが遅いと瞬時に文字に起こすことが出来ないので、圧倒的に効率が悪い。
それに先輩に比べて、仕事の進み具合が極端に遅かった。悔しいほどに、遅かった。
さらに、ブラインドタッチができないことが原因で「しんどい」だとか「面倒だ」と思う回数が明らかに多かった。
そんな屈辱の日々を過ごしている内に「もっと楽にライティングをしたい」と思うようになった。
そのためには、まずはブラインドタッチを習得してから、タイピングスピードを上げることだ。
ここで負けてたまるか。
ブラインドタッチができても誤字タイピングが多かったら意味がない
ブラインドタッチができるようなるまでの期間は、確か1ヶ月ほどだったと思う。
この時に心掛けたこととしては、とにかく指の配置を正しくすること。
そして、何があってもキーボードを見ないことを徹底していた。
このような縛りを設けたことが功を奏したのか、
「出来ているかも」と自覚するまでが爆発的に速かったように感じる。きっと私に向いていたのだろう。
タイピングスピードを上げるための手段としては、タイピングゲームやタイピング練習サイトで
ひたすら指を動かし、文字を打ち続けた。それも毎日欠かさずにだ。
何故こんなに全力で頑張れていたのかというと、
「ライターとして胸を張りたい」という気持ちだけだった。それだけを頼りにがむしゃらに進んでこられたのだと思う。
ここに来て、ある事に気が付いた。
それは、“いくらブラインドタッチをしていても、誤字が多ければ時間短縮にならない”ということだ。
ならば次は、誤字タイピングを少なくする練習が必要だった。
だが、感覚的にはこれが一番難しかった。
いくら「誤字をしないように!」と意識していたとしても、誤字をしてしまうときは絶対にある。
間違ったことに動揺してしまい、指を止めてしまうと失敗だ。
重要なのは誤字をしないということではなく、訂正するまでの時間を短くすること。
そうすることで、自然と誤字は減っていく。
ただ、それは瞬発力があればの話だ。
つまり、瞬発力トレーニングも追加しなくてはならないのか…と肩を落としていた私だったが、
革新的なある事に気が付いた。
「待てよ、よく考えるとタイピングゲームなら瞬発力も同時にアップできるのでは?」
天才かもしれない。いや、きっとこれはここまでの努力のお陰に違いない。
ならばタイピングスピードをアップさせてみよう!
この世には様々なタイピングサイトやタイピングゲームが存在する。
とりあえず今回は、私が実際にタイピングスピードを上げることに成功したサイトやゲームを紹介していこうと思う。
1.e-typing
タイピングサイトとしては一番有名。
ただタイピングをするだけではなく、好きなジャンルを絞って練習ができる。
長文から短文、単語などと、タイピングの種類も色々とあるので、その時の気分でチャレンジできる。
中でも私のおすすめは、【ビジネス】の【尊敬語2】だ。
実用的な文章ばかりが出題されるので、実際のビジネスメールにも役立つ。
あとは、できるだけ長文のものにトライしてみてほしい。
スピードはもちろんブラインドタッチの練習にもなるので、1日1回チャレンジするようにすると効果的だと思う。
それにe-typingでは、結果をランクで表記してくれるので、自分のタイピングスピードが分かりやすい。
公開されているGOODランクよりもまだまだ上のランクが存在するらしいので、それを目指すのも楽しめるポイントだ。
2.寿司打
これも有名。
回転寿司のネタと一緒に文字が流れてくるので、文字が見えている間にタイピングしていくゲーム。
お手軽、お勧め、高級3つのコースが用意されており、高級コースでマイナスにならなければ文句ないタイピングスピードだと思う。。
視覚的にも楽しみながらできるのでオススメだ。
3.POPタイピング
タイピングすることでポップコーンを召喚させていくゲーム。
召喚させたポップコーンの数によって称号がもらえるので、全解放するまでやめられない中毒性がある。
4.桃太郎タイピング
RPGのような感じで、タイピングで戦闘するゲーム。
キャラクターが可愛いので俄然ヤル気が出る。
【タイピング検定】の【うらぶれ屋敷】というステージで挑戦するのが特に練習になるのでオススメだ。
5.歌詞タイピング(マイタイピング)
最新曲からボカロ、アニソンなど様々なジャンルの歌詞をタイピングできるサイト。
これが絶妙に難しくて癖になる。
好きなアーティストの歌をタイピングするだけでもモチベーションアップになるので、
タイピング練習で心が折れそうになった時は、このサイトに来ると良い。
間違いなくライターとして自信が生まれた
簡単に言えば、1分間に何文字打てるかで文章を書き終わるまでの時間が変わる。
また、誤字をしないで文字を打つことで、完成までの時間に大きな差は出る。
考え方を変えれば、この2つさえ習得してしまえば仕事効率を確実に上げることが可能というわけだ。
だがスキルアップをするためには、必ず努力が必要になってくる。
努力をするために必要なのは“なりたい自分”を目指すことだ。
「いまよりも出来る仕事を増やしたい」「もっと稼ぎたい」「ライターとして胸を張りたい」など、目標はなんだって良い。
自分がどうなりたいのかを明確にすることで“やる気”が生まれ、その“やる気”が背中を押してくれる。
目標の大きさなんか関係ない。
“理想”を目指すことに意味があるのだ。
それに、在宅ワークだからこそスキルアップに全力を注げるというメリットもある。
今の環境から貰えるものは、ひとつ残らず全部自分のものにしてしまえばいいのだ。