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顔の見えないクライアントとより良い信頼関係を築くには

    
真面目な取り組みは文字に表れる
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顔の見えないクライアントとより良い信頼関係を築くには

顔の見えない在宅ワーク!クライアントとより良い信頼関係を築くには

“文字だけのコミュニケーション”になりがちな在宅ワークの難しさ

こんにちは。ライターのおきららです。
私はフリーランスのライターとして、在宅でお仕事をしています。

私の中で、フリーランスの在宅ワークをしていて感じるお悩みの第一位。
それが、クライアントと信頼関係を築くことの難しさです。

きっと、私と同じようにお悩みの在宅ワーカーさんも多いのではないでしょうか。

在宅ワークとなると、先方とは基本的にはメールやチャットなど、文字だけのやりとりがメイン。
長期で取引を続けているのに、「実際に会うことはおろか、電話すら一度もしたことがない・・・」というクライアント様も数多くいらっしゃいます。

そんな“文字だけのお付き合い”になりがちな在宅ワーク。
円滑なコミュニケーションを図るのは、なかなか難しいですよね。

私はかなりの小心者なので、きっと先方はそんな意図ではないのに「この文面、なんか怒ってる・・・?」とドキドキしてしまうことも多々あります。

今回はそんな中で私が「良い信頼関係が築けたな」と思った成功エピソードをお届けします。
個人の経験談となりますが、参考になれば幸いです!

クライアントとの出会い、そしてお仕事スタート

地元の有名企業と契約を結び、お仕事開始

そのクライアント様と知り合ったのは2019年の秋ごろ。
地域のフリーマガジンを発行している、地元では有名な企業です。

その企業が新しくweb媒体を作るとのことで、ライターとして一緒にお仕事させていただくことに。
担当の方と面談し、2020年の1月からの1年間という形で業務委託契約を結びました。

具体的なお仕事内容は、地元情報の発信です。

検索でたどり着いたユーザーに「面白そう」「行ってみたいな」と思ってもらえるような魅力的な情報をお届けするのが目的。
そのため、ジャンルもグルメやエンタメ、お買い得情報などさまざまです。

取材先選びから撮影まで、幅広い業務でスキルアップ

また、記事のライティング以外の仕事も任せていただく運びとなりました。
取材先の選定から実際の取材や撮影など、ライティングのための「素材集め」からすべてを担当させていただくことに。

これまでは「与えられた情報や資料からライティングする」という経験しかなかった私。
はじめは少し戸惑いましたが、続けていくことでかなりのスキルアップに繋がりました。

店内が少しでも魅力的に写るように撮影方法を考えたり・・・。
「ここだけ」の情報を知るべくお店の方に直接インタビューしたり・・・。

よりよい記事を書くためにさまざまな工夫を凝らしました。
日常生活の中でも「いい取材先はないかな」と常にアンテナを張るようになりました。

コロナ禍にも負けず、自分なりのライティングを継続

“緊急事態宣言”というイレギュラーの中でも、できることを続ける

2020年といえば、世間的にも新型コロナウイルス感染症が大流行した年ですよね。
もちろん、今回挙げているお仕事にもかなりの影響が出ました。

特に2020年4月下旬に発令された緊急事態宣言のタイミングでは、臨時休業するお店がたくさん。
取材先の選定もかなり難しくなってしまいました。

とはいえ、せっかくいただいたお仕事に穴をあけるわけにはいきません。
フレキシブルに感染対策をして営業されているお店や、テイクアウトメニューを充実させて在宅支援をしているお店などをリストアップ。重点的に特集しました。

継続していく中で、自分のやるべきことが見えてくる

また、少しずつ慣れてきた夏ごろからは、検索でたどり着いた方に「魅力的なサイトだな」と思っていただけるようなコンテンツ作りを心がけるようになりました。

そのために、取材先ができるだけ一定のジャンルに偏らないようにバランスを配慮。
自分ひとりの記事だけでなく、サイト全体がどう見られるかを意識しながらライティングを進めていきました。

1年間誠実に頑張った結果、契約期間延長&収入アップ!

直接顔を合わせなくても、真面目にやっていることは相手に伝わる

こうして、12ヶ月にわたる契約期間のあいだ、一度も〆切から遅れることもなく毎月の記事を納品。

すると、契約期間終了1ヶ月前となる11月に“契約延長”のお話をいただきました。
その際のメールには、必要事項と共に

「いつもキッチリ納期を守ってくれてありがとうございます」
「毎回読みやすく、見ごたえのある記事で助かります」
「指示した以外の細かいところにも気を使って、丁寧に執筆しているのがわかります」

といった内容が記載されていました。
正直そこまで評価していただけているとは思っておらず、非常に驚きでした。

というのも、先方と直接お会いしたのは最初の面談の1回だけ。
それ以降はずっとメールだけのやりとりだったのです。

しかも、そこまで密に連絡を取ることもなく、基本的には納品の際の連絡や必要事項の伝達のみ、という状況でした。
それなのに、こんなにも温かいメールをいただけるのか・・・と、とても光栄な気持ちになりました。

「きちんと意欲的に仕事に取り組んでいることは、文字だけでも伝わるんだな」と改めて感じました。

自分がやってきたことがきちんと“数字に反映される”嬉しさ

また、契約延長のお話とあわせて、「可能であれば1ヶ月ごとの納品数も増やしてほしい」というご依頼も頂戴しました。
記事1本ごとに料金が発生する契約のため、実質的な収入アップとなります。

1年間いろいろと考えてお仕事していたことが、収入という数字になって現れてくれました。
金銭的な面での満足もちろんですが、精神的な満足が大きかったです。

「今まで仕事をしてきて嬉しかったこと」のかなり上位に食い込む出来事でした。

よりよいライティングで、クライアントとの信頼関係を築いていきたい

この経験により私が学んだのは「愚直でも、文字だけのコミュインケーションでも、真面目に継続して取り組むことさえできれば、良い信頼関係を築いていくことができる」ということです。
また、頑張りをきちんと評価してもらえたという経験は、フリーランスの在宅ワーカーとして仕事を続けていく上での自信にも繋がりました。

今後もこれまでの経験を活かし、独りよがりにならない真摯な姿勢で、双方に実のあるお仕事ができればと思っています。

この記事を書いた人

おきらら

家事・育児と在宅ワークの両立に悩む二児の母。
広告代理店の制作からフリーランスに転向しました。
夫と保育園の力を借りながらお仕事しています。

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