【実測】在宅ワーク中子どもを静かにさせるには?4つの遊びを試してみた
【実測】在宅ワーク中子どもを静かにさせるには?4つの遊びを試してみた
コロナ以降、在宅ワークが広まってきましたよね。
これまでなら、子どもが熱を出したら仕事を休むのが当たり前でしたが、そうもいかないのが在宅ワーク。
今回は、在宅ワークをするママを代表して、保育園を休んだ子どもを見ながら仕事をするために、子どもが夢中になれそうな遊びを考えてみました。
また、実際に静かにしていられた時間も計測しています。
子どもが家にいる中で仕事をしなきゃいけないママ・パパワーカーの参考になればうれしいです。
1.調査対象
今回の調査の対象は3歳娘です。
1歳息子も在宅していましたが、彼は1人で遊んで勝手に寝て……と、まったく仕事に影響が出ないので対象からはずしました。
3歳娘は、私がパソコンで仕事をしているとキーボードやマウスをさわってきて仕事になりません。
また、ずっとしゃべり続けているというのも、快適な作業環境には程遠い……。
2.子どもにしてもらった遊びと時間
子どもが熱中し、静かにしていてくれそうという観点で試した遊びは次の4つです。
②工作
③メ〇ちゃんのおうち
④タブレットで動画(おまけ)
それぞれ、遊びの内容や準備、遊んでくれていた時間をご紹介します。
①風呂場でお絵描き
絵の具を使ってお風呂でお絵描きをしてもらう遊びです。
リビングでも良いのですが、お風呂は汚れが気にならないし、掃除も簡単ですので。
準備:
1.大きめの紙
2.筆
3.絵の具
4.雑巾2枚以上
紙を用意することで、壁や浴槽などにお絵描きするのを防ぎます。
いくらお風呂でも、そう広範囲に絵具が付くと掃除が大変だからです。また、雑巾は子どもが自分で手を拭いたり、親が手早く片付けをするために、あらかじめ出しておくのがおすすめです。
子どもは汚れても良い服、もしくは下着姿などにしておくとさらに安心です。
それでは、思う存分遊んでもらいましょう!
遊んでいた時間:
ここまで準備したのに、意外と時間がかせげませんでした。
それ以上に、子どもの汚れやお風呂の汚れを落とすのが大変。仕事が逆に増えた感が否めませんでした。
②工作
魅力的な材料を集めて、自由に工作をする遊びです。
準備:
1.ペン
2.ハサミ
3.のり
4.おりがみ など
お子さんの好みに合わせて、クレヨンや画用紙、紙皿やトイレットペーパーの芯など、材料は無限大のアレンジが可能です。
それでは、存分に作ってもらいましょう。
遊んでいた時間:
なかなか長い時間遊んでいる結果となりました。娘は工作系が大好きなので、うまくハマってくれたようです。
片付けが楽なのもうれしい。完成した作品は、めちゃくちゃ絶賛しました。
③メ〇ちゃんのおうち
幼児向けのお人形、「〇ルちゃん」のおうちのおもちゃを持っているので、出してきて遊んでもらいました。
準備:
1.メ〇ちゃんのおうち
2.メ〇ちゃん
3.人形
メ〇ちゃんだけでも良いのですが、お友達としてほかのお人形を何体か準備しておくと、お人形同士で会話させることができます。
要は時間稼ぎになるのです。
遊んでいた時間:
お絵描きとさほど変わらない結果です。3歳の1人遊びは、15分くらいが平均なのでしょうか。
ただ、このとき娘に話しかけられたので仕事しながら受け答えしました。記事を書きながら娘と会話していたので、思考回路はショート寸前でした。
④タブレットで動画(おまけ)
説明も準備も何もありません。ただ、タブレットで動画チャンネルを開いて自由に観ていてもらいます。
遊んでいた時間:
延々と観ていられそうだったので、30分で切り上げることに。
こちらが終わりにするまでずっと静かに観ていることができました。
3.こうすれば子どもがいても仕事がはかどる!
実験の結果をふまえて、子どもがいる中でもより快適に仕事をする方法を3つ考えてみました。
①動画が1番!
分かっちゃいましたが、まとまった時間子どもに静かにしていてもらうためには、動画が1番です。
しかし、こちらも静かに作業に集中できるものの、なんだか罪悪感がありますよね。そこで私が気をつけているのは、
・普段は動画やテレビを控えめにする
・子の成長のためになるコンテンツを選ぶ
ということです。
私は日頃から、あまり子どもたちにテレビや動画を観せないようにしています。
つまり、普段はテレビに頼っていない分、仕事のときくらいいいよね?ということです。一体誰に言い訳をしているんでしょう(笑)。
また、ただ子ども好きな動画を観せるのではなく、知能や情緒をはぐくんでくれそうな内容を見てもらうようにしています。
ちなみに、娘も大好き、「しまじろうクラブアプリ」は、子どもの教育にぴったりなコンテンツが豊富なのでおすすめです。
非会員でも十分に楽しめるボリューム。
さらに、閲覧可能な時間の制限がかけられるので、観過ぎ防止も可能です。
②子どもの好みを把握する
日頃から、子どもの遊んでいる姿をよく観察し、どのような遊びだと夢中になれるのかを知っておくのがおすすめです。
例えば、1枚のハンカチであれこれ遊べる子もいれば、お人形のお世話を1人で黙々とする子もいるなど、子どもの遊びの好みはそれぞれです。
子どもが小さければ小さいほど、集中できる時間は短いですが、「静かに遊んでいる」「熱中している」と気付いたら、仕事のときにその遊びをやっていてもらいましょう。
③かっこいい姿を見せる
色々分かってくる年頃の子どもには、仕事をしているかっこいい姿を見せるのもおすすめです。
子どもは親の(特にママ?)のまねっこが大好きですよね。
以前、娘の前でパソコンを開いて仕事をしていたら、子どももパソコン風のおもちゃを持ってきて、「今おしごとしてるの~」とお仕事ごっこをしていました。
仕事しなくて大丈夫なときでも、「ママ、おしごとして?」と言ってくることもあります。
保育園に送るときに、「ママおしごとがんばって!」と応援してくれることも。
お仕事しているパパ、ママかっこいい!と思ってもらえれば、仕事への理解も増し、協力してもらえるのではないでしょうか。
子どもを見ながら仕事をするのは大変ですが、仕事を頑張れるのも子どもがいるからこそですよね。
在宅ワークのママさん、パパさん、試行錯誤しながら一緒に頑張りましょう!