在宅ワークも「継続は力なり」!同じクライアントと取引を続けるメリット
在宅ワークも「継続は力なり」!
同じクライアントと取引を続けるメリット
こんにちは。ライターのおきららです。
フリーランスとして、在宅ワークでライティングのお仕事をしています。
今回はそんな私が仕事をしていく上で感じた、「継続でお仕事を受けることの大切さ」のお話です。
個人的な経験談にはなりますが、何か参考になれば幸いです。
フリーランスならみんな大好き!?“継続案件”
駆け出しフリーライターの私は現在、継続のお仕事を7つ契約しており、それらが主な収入となっています。
空いた時間で単発のお仕事もしたいのですが、ありがたいことに空き時間がほとんどないのが現状です。
人気があり、多少単価が安くても多数の応募が集まることの多い継続案件。
その特徴とは何なのでしょうか。
継続案件とは?どういった特徴があるの?
「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトでも、「単発案件」「継続案件」などと記載された募集がありますよね。
継続案件とは、その名の通り継続を前提としたお仕事のこと。
単発の案件のように1回納品して終わりでなく、同じような内容の業務を何度も繰り返す形式となります。
そんな継続案件の魅力は、安定してお仕事が受注できること。
毎回新しいお仕事を探しに行かなくて済むのはありがたいですね。
「毎回お仕事を探しに行く必要がない」というありがたさ
定期的に発注が入る継続案件は、「お仕事自体に集中できる」という特徴も。
1回ずつの取引となる単発案件の場合は、毎回新しいお仕事を探しに行く必要があります。
そのため、「お仕事の検索」や「契約までのやりとり」に時間を取られてしまうことになりがち。
しかし、継続案件ならこれらの時間を短縮できます。
また、安定して発注があるので、月収の読みを立てられるのも継続案件の魅力です。
発注のボリュームは多少上下する場合もありますが、「だいたいこれぐらい」という予測がつきます。
報酬の単価が同じなら「安定感の得られる継続案件がいい」と考えるワーカーさんが多いのも納得ですね。
継続することで“業務のステップアップ”に繋がることもある
かくいう私も、「継続案件のありがたみ」を傍受してきたワーカーの一人です。
安定性や収入面はもちろんのこと、「自分自身のステップアップに繋がったな」と感じた経験もいくつかありました。
ここからは、そんな私の具体的なエピソードをひとつお届けします。
はじめは「記事作成」だけの契約からスタート
そのクライアントとの出会いは1年ほど前。
今後ネットからのサービス利用を促進していくために、ホームページを充実させてSEO順位を上げたいというニーズがありました。
そこで私が、「ホームページ上のブログ更新」の業務を継続的に受けることに。
具体的な業務内容は、クライアントからテーマの指示を受け、期限内に執筆してメールで提出することです。
納品した記事を反映して公開する作業は、クライアントがおこなっていました。
継続することで少しずつコツをつかみ、ほとんど「直しナシ」で一発OKをいただけることが増えてきました。
画像編集やSNSの管理も任せてもらえるように
半年ほど経過したころ、クライアントより「そろそろ反映作業もお願いしたいんですが」という依頼を受けた私。
ワードプレスへの挿入と、公開までを追加で受け持つことになりました。
それにともない、アイキャッチ画像もこちらで作ることに。
特に頼まれてはいませんでしたが、illustratorやPhotoshopを使用して、記事の内容に合った画像を作成して挿入しました。
すると、「こういうの(画像加工)もできるんですか?」とクライアントは大喜び。
できるならお願いしたいんですが・・・と、SNSで使用する画像の編集も依頼いただくようになり、最終的にSNSアカウント自体の管理も任せていただく運びとなりました。
業務内容が煩雑化してきたため、そのタイミングで記事1本ごとの報酬ではなく月額報酬にチェンジ。
より安定した収入に繋がることとなりました。
同じクライアントと継続してお仕事を続けるメリット
このように、継続して同じクライアントとのお仕事を続けていると「嬉しい変化」が生まれることがあります。
他にも「継続案件」のメリットは色々とありますよ。
クライアントにもワーカーにも“安心感”が生まれる
メールやチャットなど、文字だけのやりとりになることが多い在宅ワーク。
はじめてのクライアントの場合、まず信頼関係を築くのに時間がかかりますよね。
長期の継続案件であれば、クライアントとワーカーに信頼関係が生まれてきます。
そのため、お互いに安心感を持ったお仕事が可能。
ワーカーは、
「この人はきちんとしたクライアントなんだろうか」
「納品後、ちゃんと報酬を支払ってもらえるかな」
といった“はじめてのクライアントとやりとりする際に抱きがちな不安”を感じることなく、お仕事に集中できます。
逆にクライアント側も、納品物のクオリティや誠実さに不安を抱くことなく、安心して仕事を任せられるでしょう。
作業が早くなり、時間効率もアップ
また、同じ内容の業務を継続しておこなうことになるため、慣れるにつれてどんどん作業が早くなります。
時給でなく案件ごとに報酬の発生するお仕事の場合、ひとつの案件にかける時間が少なければ少ないほど、結果的に給与アップに繋がります。
また、単にスピードが上がるだけでなく、修正回数自体を減らせる場合もあります。
私がよく受けているお仕事は、ライティングやデザインなど。
これらに絶対の「正解」はありません。
そのため、最終的な仕上がりにはクライアントや担当者の“好み”がかなり入ってきます。
「このクライアント、こういうワードを入れるとかならず修正が入るな」
「この人は、こっちよりもこっちの色合いの方が好きそうだな」
など、ある程度嗜好に寄り添えるようになるので、回数をこなすごとに修正が減ることも多いですよ。
効率的な在宅ワークには“継続”が大切!
ワーカーとクライアント双方にメリットの多い「継続案件」。
いくつかの継続案件を持つだけで、収入面も精神面もかなり安定します。
効率的で安定した在宅ワークライフを目指すなら、継続の案件をできるだけ増やしていきたいですよね。
そのためにも、「この人とは今後もやりとりを続けたい」と思ってもらえるような、誠実なお仕事を心がけていきましょう!